レッズ秋山の後釜候補 西武・金子侑司が挑む“2度目の正直”

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 阿部打撃コーチが言う。

「例えば調子が悪いときでも、粘って2打席連続四球を選ぶなどのやり方がある。秋山もファウルで何球も粘って歩いていたからね。金子は広角に打てる打者だけど、あまり打てる範囲を広げ過ぎないのも大事。何だかんだで、ボール球はヒットになる確率が低いから」

 外野守備は折り紙付き。昨季ゴールデングラブ賞を獲得した秋山は「(左翼の)金子にはどれだけ助けられたかわからない」と絶賛していたほどだ。

 金子は盗塁王2度(2016年と昨季)と足もあり、あとは課題の打撃のみ。誰も果たせなかった秋山の穴を埋められるかは、この男にかかっている。

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