エ軍大谷が順調過ぎる 2度目ブルペンでついに変化球解禁

公開日: 更新日:

 エンゼルス・大谷翔平(25)が、二刀流復活に向けて一歩、前進である。

 26日(日本時間27日)は敵地でのオープン戦に帯同せず、キャンプ地アリゾナ州テンピの球団施設で調整。今キャンプ2度目のブルペン入りし、立ち投げも含めて54球を投げ込んだ。前回(23日)の投球練習では、直球は最速で約130キロ止まりだったが、この日は約135キロをマーク。調整の段階を追って投じるとしていた変化球をついに解禁し、カーブ、スライダーに加えてスプリットの感触を確かめた。

 当初の予定よりも調整ペースが大幅にアップした大谷は「全体的によかった。力を入れずにいいボールを投げられた。変化球もまずまずよかったと思います」と話した。

 球団は5月中旬をめどに投手としてメジャー復帰させる方針を明かしている。今後は徐々に球数を増やしながら、球威も上げていくことになる。大谷は現状について「やることはそんなに変わらないですね。投げ心地よくしっかり投げるということ。多少、強度と球数が変わったぐらいですかね」と冷静に分析した。

■関連キーワード

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    ドジャース佐々木朗希に向けられる“疑いの目”…逃げ癖ついたロッテ時代はチーム内で信頼されず

  2. 2

    ドジャース佐々木朗希の離脱は「オオカミ少年」の自業自得…ロッテ時代から繰り返した悪癖のツケ

  3. 3

    ドジャース佐々木朗希「今季構想外」特別待遇剥奪でアリゾナ送還へ…かばい続けてきたロバーツ監督まで首捻る

  4. 4

    中日・中田翔がいよいよ崖っぷち…西武から“問題児”佐藤龍世を素行リスク覚悟で獲得の波紋

  5. 5

    西武は“緩い”から強い? 相内3度目「対外試合禁止」の裏側

  1. 6

    「1食228円」に国民激怒!自民・森山幹事長が言い放った一律2万円バラマキの“トンデモ根拠”

  2. 7

    “貧弱”佐々木朗希は今季絶望まである…右肩痛は原因不明でお手上げ、引退に追い込まれるケースも

  3. 8

    辞意固めたか、国民民主党・玉木代表…山尾志桜里vs伊藤孝恵“女の戦い”にウンザリ?

  4. 9

    STARTO社の新社長に名前があがった「元フジテレビ専務」の評判…一方で「キムタク社長」待望論も

  5. 10

    注目集まる「キャスター」後の永野芽郁の俳優人生…テレビ局が起用しづらい「業界内の暗黙ルール」とは