頭脳派助っ人絶賛 ロッテ佐々木“旺盛な好奇心”で成長加速

公開日: 更新日:

 1月26日にキャンプ地の石垣島入りしてから1カ月。沖縄、高知、宮崎を渡り歩いた佐々木朗希(大船渡)が27日、プロ入り後初めて、本格的なブルペン投球を行い、21球を投じた。

 およそ40人の報道陣をはじめ、評論家で阪急OBの山田久志氏、オリックスの選手、ライバル球団のスコアラーらが見守る中、最後は吉井投手コーチに制されるように終了した。余力を残して「腹八分」にとどめた格好だ。

「(この1カ月間は)一軍で高いレベルのプレーを見たり感じたりできてよかった」と充実感をにじませた佐々木はいったん、高校の卒業式に出席するため故郷へ帰る。

 キャンプでは捕手のミットに突き刺さる剛球もさることながら、周囲を驚かせたことがある。新助っ人のハーマン(前楽天)が目を丸くして、こう言った。

「プロに入ったばかりの段階では、どういう気持ちで野球に取り組むかが大事になる。佐々木はルーキーだけど、とても観察力があると感じる。自分のことだけでなく、先輩がどうやっているのか、ブルペンで投球をチェックしている。学ぼうという姿勢は楽しみがあるし、若いうちは大事なことだと思う」

■関連キーワード

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • 野球のアクセスランキング

  1. 1

    巨人がソフトB自由契約・有原航平に「3年20億円規模」の破格条件を準備 満を持しての交渉乗り出しへ

  2. 2

    ドジャース大谷翔平32歳「今がピーク説」の不穏…来季以降は一気に下降線をたどる可能性も

  3. 3

    西武にとってエース今井達也の放出は「厄介払い」の側面も…損得勘定的にも今オフが“売り時”だった

  4. 4

    巨人が李承燁コーチ就任を発表も…OBが「チグハグ」とクビを傾げるFA松本剛獲得の矛盾

  5. 5

    ドジャース首脳陣がシビアに評価する「大谷翔平の限界」…WBCから投打フル回転だと“ガス欠”確実

  1. 6

    ドジャース佐々木朗希の心の瑕疵…大谷翔平が警鐘「安全に、安全にいってたら伸びるものも伸びない」

  2. 7

    大谷翔平も目を丸くした超豪華キャンプ施設の全貌…村上、岡本、今井にブルージェイズ入りのススメ

  3. 8

    「おまえもついて来い」星野監督は左手首骨折の俺を日本シリーズに同行させてくれた

  4. 9

    巨人大ピンチ! 有原航平争奪戦は苦戦必至で投手補強「全敗」危機

  5. 10

    阿部巨人に大激震! 24歳の次世代正捕手候補がトレード直訴の波紋「若い時間がムダになっちゃう」と吐露

もっと見る

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    岡山天音「ひらやすみ」ロス続出!もう1人の人気者《樹木希林さん最後の愛弟子》も大ブレーク

  2. 2

    帝釈天から始まる「TOKYOタクシー」は「男はつらいよ」ファンが歩んだ歴史をかみしめる作品

  3. 3

    西武にとってエース今井達也の放出は「厄介払い」の側面も…損得勘定的にも今オフが“売り時”だった

  4. 4

    高市政権の物価高対策はもう“手遅れ”…日銀「12月利上げ」でも円安・インフレ抑制は望み薄

  5. 5

    立川志らく、山里亮太、杉村太蔵が…テレビが高市首相をこぞってヨイショするイヤ~な時代

  1. 6

    (5)「名古屋-品川」開通は2040年代半ば…「大阪延伸」は今世紀絶望

  2. 7

    森七菜の出演作にハズレなし! 岡山天音「ひらやすみ」で《ダサめの美大生》好演&評価爆上がり

  3. 8

    小池都知事が定例会見で“都税収奪”にブチ切れた! 高市官邸とのバトル激化必至

  4. 9

    西武の生え抜き源田&外崎が崖っぷち…FA補強連発で「出番減少は避けられない」の見立て

  5. 10

    匂わせか、偶然か…Travis Japan松田元太と前田敦子の《お揃い》疑惑にファンがザワつく微妙なワケ