筋骨隆々のエ軍大谷 二刀流完全復活のカギは体脂肪率20%

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 エンゼルス・大谷翔平(25)が二刀流復活に向けてエンジン全開である。

 3日(日本時間4日)は敵地でのインディアンス戦には同行せず、キャンプ地アリゾナ州テンピで調整。フリー打撃では36スイングしてバックスクリーンを越える特大の一発を放つなど、持ち前の長打力を発揮した。

 このオフは筋トレに励み、筋骨隆々の肉体は現地でも話題になった。大谷がビルドアップを図ったのは故障防止とパワーアップのためだそうで、「体はまあまあ動いていると思う。いい感じできている」と、状態の良さを口にしている。

 今季開幕から、まずは野手で復帰し、5月中旬にはマウンドに戻る予定の大谷にとって、投手の成否は体の脂質にもかかっている。

 個人差もあるとはいえ、メジャーの投手、特に先発は太め残りで開幕を迎えるのが一般的。夏場の暑さや疲労から食欲が落ちて体重が減り、球威が落ちたり、スタミナ切れすることを防ぐためだ。レッドソックス時代の松坂は顔をパンパンに張らしてキャンプインして話題になったが、これは単なる不摂生ではなく、あえて体脂肪率を高めてシーズン途中の失速を避けるためだったという。

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