大谷の投手復帰を後押し 本拠地ひきこもりはむしろ好都合

公開日: 更新日:

 エンゼルス・大谷翔平(25)の仕上がりが順調だという。

 今季就任したキャラウェー投手コーチは7日(日本時間8日)、電話取材に応じ、大谷の遠投の距離が55メートル以上に達したと明かし、投球練習の再開にゴーサインを出した。同コーチは最も気になる投手に大谷の名を挙げ、「もういつでもマウンドで投げられる。健康なのは確かだ」と、近日中のブルペン入りを示唆した。

 現在、アナハイムの本拠地で汗を流している大谷は、他の選手同様、難しい調整を強いられているが、同コーチは「今の状態ならブルペンに入っても制限なく投げられるだろう」と話した。

 5月初旬にアリゾナ州フェニックス近郊に全30球団が集合してレギュラーシーズン開幕を検討しているとの噂があるものの、実施は不透明。当面、エンゼルスタジアムで汗を流すことになる大谷にとって、本拠地ひきこもりはかえって好都合だ。

 大谷の投手復帰は当初、5月中旬が予定されていた。通常通りに開幕していれば、DHで出場しながら、遠征先でのブルペン入りや、マイナーでの実戦登板をするはずだった。

■関連キーワード

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    農水省「おこめ券」説明会のトンデモ全容 所管外の問い合わせに官僚疲弊、鈴木農相は逃げの一手

  2. 2

    早瀬ノエルに鎮西寿々歌が相次ぎダウン…FRUITS ZIPPERも迎えてしまった超多忙アイドルの“通過儀礼”

  3. 3

    2025年ドラマベスト3 「人生の時間」の使い方を問いかけるこの3作

  4. 4

    武田鉄矢「水戸黄門」が7年ぶり2時間SPで復活! 一行が目指すは輪島・金沢

  5. 5

    松任谷由実が矢沢永吉に学んだ“桁違いの金持ち”哲学…「恋人がサンタクロース」発売前年の出来事

  1. 6

    大炎上中の維新「国保逃れ」を猪瀬直樹議員まさかの“絶賛” 政界関係者が激怒!

  2. 7

    池松壮亮&河合優実「業界一多忙カップル」ついにゴールインへ…交際発覚から2年半で“唯一の不安”も払拭か

  3. 8

    維新の「終わりの始まり」…自民批判できず党勢拡大も困難で薄れる存在意義 吉村&藤田の二頭政治いつまで?

  4. 9

    日本相撲協会・八角理事長に聞く 貴景勝はなぜ横綱になれない? 貴乃花の元弟子だから?

  5. 10

    SKY-HI「未成年アイドルを深夜に呼び出し」報道の波紋 “芸能界を健全に”の崇高理念が完全ブーメラン