チーム首脳陣が高く評価 八村塁“大谷級”の適応力と研究心

公開日: 更新日:

 八村のNBA1年目の姿勢は同じ米国でプレーするMLBのエンゼルス・大谷翔平(25)と共通する。大谷は移籍1年目の2018年、メジャーに対応するため、ビデオルームに入り浸って相手投手の球種を目を皿のようにして観察するなど、研究に没頭した。持ち前の適応力の高さもあって1年目は二刀流としての働き(打率2割8分5厘、22本塁打、61打点。10試合で4勝2敗、防御率3・31)を評価されて新人王に選ばれた。

 八村の今後についてシェパードGMは「3ポイントシュートの精度を上げるなどして、プレーの幅を今以上に広げてほしい」と課題を挙げた。来季に向けてプレーの質の高さを求めたが、大谷ばりの適応力と、研究心を忘れなければ、2年目のジンクスとは無縁なはずだ。

■関連キーワード

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    阪神・梅野がFA流出危機!チーム内外で波紋呼ぶ起用法…優勝M点灯も“蟻の一穴”になりかねないモチベーション低下

  2. 2

    梅野隆太郎は崖っぷち…阪神顧問・岡田彰布氏が指摘した「坂本誠志郎で捕手一本化」の裏側

  3. 3

    「高市早苗首相」誕生睨み復権狙い…旧安倍派幹部“オレがオレが”の露出増で主導権争いの醜悪

  4. 4

    巨人・戸郷翔征は「新妻」が不振の原因だった? FA加入の甲斐拓也と“別れて”から2連勝

  5. 5

    国民民主党「選挙違反疑惑」女性議員“首切り”カウントダウン…玉木代表ようやく「厳正処分」言及

  1. 6

    時効だから言うが…巨人は俺への「必ず1、2位で指名する」の“確約”を反故にした

  2. 7

    パナソニックHDが1万人削減へ…営業利益18%増4265億円の黒字でもリストラ急ぐ理由

  3. 8

    ドジャース大谷翔平が3年連続本塁打王と引き換えに更新しそうな「自己ワースト記録」

  4. 9

    デマと誹謗中傷で混乱続く兵庫県政…記者が斎藤元彦県知事に「職員、県議が萎縮」と異例の訴え

  5. 10

    阪神に「ポスティングで戦力外」の好循環…藤浪晋太郎&青柳晃洋が他球団流出も波風立たず