NBAまだ1年目の八村塁 早くも殿堂入りが確実視される理由

公開日: 更新日:

 米プロバスケットボールNBAのレジェンドで、1月にヘリコプターの墜落事故で亡くなったコービー・ブライアント氏(元LAレイカーズ)が、今年の殿堂入りメンバーに選ばれた。

 同氏は5度のNBAファイナル制覇の他、18度のオールスター出場、歴代4位の3万3643得点をマーク。五輪のドリームチームにも名を連ね、2008年北京、12年ロンドンの2大会連続の金メダル獲得に貢献した。16年を最後にコートを去った同氏は現役時代の晩年から殿堂入りが確実視されていただけに、順当な選出である。

 NBAの殿堂入り資格は引退後3年を経過した選手、コーチ、審判に与えられる。選手に関しては、優勝経験やタイトル受賞歴が重視されるが、プロ、アマ問わず米国のバスケに功績を残した選手も対象になる。国籍に関する規定もなく、16年には、ロケッツで8シーズンプレーした姚明(中国)が、アジア出身選手では初めて選ばれた。

 今季NBAデビューしたばかりのワシントン・ウィザーズの八村塁(22)は、早くも殿堂入りを確実視されている1人だ。高校卒業後に渡米し、ゴンザガ大では3年連続のNCAAトーナメント進出に貢献。昨年6月のドラフトでは、日本人初の1巡目指名(全体9位)され、絶大なインパクトを与えた。

■関連キーワード

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    ドジャース佐々木朗希に向けられる“疑いの目”…逃げ癖ついたロッテ時代はチーム内で信頼されず

  2. 2

    ドジャース佐々木朗希の離脱は「オオカミ少年」の自業自得…ロッテ時代から繰り返した悪癖のツケ

  3. 3

    ドジャース佐々木朗希「今季構想外」特別待遇剥奪でアリゾナ送還へ…かばい続けてきたロバーツ監督まで首捻る

  4. 4

    中日・中田翔がいよいよ崖っぷち…西武から“問題児”佐藤龍世を素行リスク覚悟で獲得の波紋

  5. 5

    西武は“緩い”から強い? 相内3度目「対外試合禁止」の裏側

  1. 6

    「1食228円」に国民激怒!自民・森山幹事長が言い放った一律2万円バラマキの“トンデモ根拠”

  2. 7

    “貧弱”佐々木朗希は今季絶望まである…右肩痛は原因不明でお手上げ、引退に追い込まれるケースも

  3. 8

    辞意固めたか、国民民主党・玉木代表…山尾志桜里vs伊藤孝恵“女の戦い”にウンザリ?

  4. 9

    STARTO社の新社長に名前があがった「元フジテレビ専務」の評判…一方で「キムタク社長」待望論も

  5. 10

    注目集まる「キャスター」後の永野芽郁の俳優人生…テレビ局が起用しづらい「業界内の暗黙ルール」とは