山崎裕之氏が唯一「打てん」東映・森安敏明の荒れ球155km

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 現役時代にロッテ西武で活躍し、日本一も経験している山崎裕之氏(73)は、「短命でしたが、東映の森安の球は本当に速かった」とこう続ける。

「20年間、プロの世界にいましたが、初見で『これは打てんな』と思ったのは森安だけでした。阪急の山口高志も速かったが、ズドーン! という印象。森安の球には抜群のキレがあった。左ひざを胸元まで高く上げて抱え込み、腰を十分にねじってダイナミックに投げるサイドスロー。初速と終速がほとんど変わらないので、打者には手元で伸びるというか、ホップしてくるように見える。本当に手も足も出ないという球でした。スピードガンはなかったですが、計測すれば155キロ前後は出ていたでしょうね。球は速い一方、荒れ球で四死球が多いといわれていた。私はぶつけられた記憶はありませんが、森安の球にだけは当たりたくなかった。プロ1年目から4年連続で2ケタ勝利を挙げながら、黒い霧事件に関与して永久追放となり、現役わずか5年で球界を去ったのは残念です」

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