大坂なおみ「年収40億円」女子アスリート史上最高額の波紋

公開日: 更新日:

 4大大会優勝が実に23回、スポーツ界の女王と言われたセリーナ・ウィリアムズ(38)の稼ぎを上回ったのだからオドロキだ。

 米経済誌「フォーブス」が22日、女子テニス大坂なおみ(22)が昨年6月からの1年間で最も稼いだ女子スポーツ選手だと発表した。賞金と広告料などを合わせた額は実に3740万ドル(約40億4000万円)。この金額は同誌が調査を始めた90年以降、女子スポーツ選手の史上最高額だという。

 最近はモデルとしても活躍し、ラッパーの恋人もいる。これだけ稼いだら“お腹いっぱい”になったとしても不思議ではない。今年は“本業”がサッパリ。連覇を狙った全豪は3回戦で世界ランク52位のガウフ(米国)に敗退。2月の国別対抗戦(フェド杯)では同78位のソリベストルモ(スペイン)に0―6、3―6とストレート負け。アンフォーストエラー(凡ミス)が50個もあり、試合後は泣いたほど。一時は1位だった世界ランクも10位まで下がったが、

「彼女はカネに無頓着だと思う。ひょっとしたら、自分の稼ぎすら知らないのかもしれない。今年の全豪では、選手が次々に地元の大規模な山火事に対する寄付を申し出た。大坂も『アンフォーストエラーにつき150豪ドル(約1万500円)を出そうかな』と言いながら、その後、『でも、そんなことしたら、わたし貧乏になっちゃう』と続けたのです。凡ミスが多い自覚があるからこその冗談もあるのでしょうが、稼ぎがパフォーマンスに影響するとは思えないのです」

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    横浜とのFA交渉で引っ掛かった森祇晶監督の冷淡 落合博満さんは非通知着信で「探り」を入れてきた

  2. 2

    複雑なコードとリズムを世に広めた編曲 松任谷正隆の偉業

  3. 3

    中学受験で慶応普通部に進んだ石坂浩二も圧倒された「幼稚舎」組の生意気さ 大学時代に石井ふく子の目にとまる

  4. 4

    ドジャース内野手ベッツのWBC不参加は大谷翔平、佐々木朗希、山本由伸のレギュラーシーズンに追い風

  5. 5

    「年賀状じまい」宣言は失礼になる? SNS《正月早々、気分が悪い》の心理と伝え方の正解

  1. 6

    国宝級イケメンの松村北斗は転校した堀越高校から亜細亜大に進学 仕事と学業の両立をしっかり

  2. 7

    放送100年特集ドラマ「火星の女王」(NHK)はNetflixの向こうを貼るとんでもないSFドラマ

  3. 8

    維新のちょろまかし「国保逃れ」疑惑が早くも炎上急拡大! 地方議会でも糾弾や追及の動き

  4. 9

    出家否定も 新木優子「幸福の科学」カミングアウトの波紋

  5. 10

    【京都府立鴨沂高校】という沢田研二の出身校の歩き方