プレミア初先発の南野 主力不在の好機生かせず不完全燃焼

公開日: 更新日:

 英プレミアリーグの再開初戦で日本代表FW南野拓実がプレーするリバプールは、近隣のライバルであるエバートンと対戦(日本時間22日午前3時開始)。調整不足でベンチのエースFWサラーに代わり、南野が右FWのポジションでリーグ戦初先発を果たした。

 前半10分、ゴール正面やや右から積極的にミドルシュートを放った南野は、その後も攻守にわたってアグレッシブな動きを見せた。前半終了間際にはFWマネからパスを受けて左足シュート。しかし相手DFのブロックに阻まれてしまった。

 前半を終えて南野の走行距離は5・8キロ。両チーム最多の数字を叩き出したが、クロップ監督は南野に見切りをつけてMFチェンバレンを投入。

 2位以下に勝ち点20以上の差をつけ、首位を独走中のリバプールに2019年12月に加入した南野は、ここまでゴールもアシストも記録していない。せっかくのサラー不在の好機を生かせず、不完全燃焼に終わった。

 エバートンとスコアレスドローに終わったリバプールは次節、日本時間25日にクリスタル・パレスと対戦(午前4時15分開始)。ビッグクラブでは、アシストでもいいから<目に見える結果>を出さないと居場所はすぐになくなる。ガムシャラに奮起するしかない。

■関連キーワード

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    阪神・梅野がFA流出危機!チーム内外で波紋呼ぶ起用法…優勝M点灯も“蟻の一穴”になりかねないモチベーション低下

  2. 2

    梅野隆太郎は崖っぷち…阪神顧問・岡田彰布氏が指摘した「坂本誠志郎で捕手一本化」の裏側

  3. 3

    「高市早苗首相」誕生睨み復権狙い…旧安倍派幹部“オレがオレが”の露出増で主導権争いの醜悪

  4. 4

    巨人・戸郷翔征は「新妻」が不振の原因だった? FA加入の甲斐拓也と“別れて”から2連勝

  5. 5

    国民民主党「選挙違反疑惑」女性議員“首切り”カウントダウン…玉木代表ようやく「厳正処分」言及

  1. 6

    時効だから言うが…巨人は俺への「必ず1、2位で指名する」の“確約”を反故にした

  2. 7

    パナソニックHDが1万人削減へ…営業利益18%増4265億円の黒字でもリストラ急ぐ理由

  3. 8

    ドジャース大谷翔平が3年連続本塁打王と引き換えに更新しそうな「自己ワースト記録」

  4. 9

    デマと誹謗中傷で混乱続く兵庫県政…記者が斎藤元彦県知事に「職員、県議が萎縮」と異例の訴え

  5. 10

    阪神に「ポスティングで戦力外」の好循環…藤浪晋太郎&青柳晃洋が他球団流出も波風立たず