17試合連続で無得点…大迫勇也が森保J“正FW剥奪”の危機

公開日: 更新日:

 森保ジャパンの正FWが不振にあえいでいる。ドイツ1部ブレーメンでプレーしているFW大迫勇也(30)のことだ。

 今季開幕3試合で3得点。最高のスタートを切ったが、その後は落ち目の三度笠。チームは降格圏内のブービー17位に沈み、当然サポーターからの批判の矢面は、助っ人ストライカー大迫に一直線。地元メディアからも「まったく機能していない」「気持ちが弱い日本人」とボロクソである。

 そうした酷評を払拭するためにも、ゴールという<目に見える>結果が欲しいところだったが、現地7日のボルフスブルク戦でも、やはり大迫はパッとしなかった。

 2試合連続でスタメン出場。最大の見せ場は前半の31分に訪れた。ゴールほぼ正面でボールを受け、細かい動きで相手DF2人のマークを外して右足で強烈シュート。ゴールの左上隅にズバッと決まると思われたが、GKのファインセーブに阻まれてしまった。

 大迫はバックヘッドでシュートを放ったり、自陣左サイドでタイトな守備を見せたり、精力的にピッチを走り回った。しかし後半37分に先制を許した3分後、ベンチに連れ戻されてしまった。

 ブレーメンは今季ホームで13戦連続未勝利。大迫も出場した17試合連続ノーゴールとなった。助っ人FWの責務を果たせず、自らのパフォーマンスも低下の一途。このままではチームを2部に降格させ、日本代表では正FWの座を剥奪される可能性大である。

■関連キーワード

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    NHK朝ドラ「ばけばけ」が途中から人気上昇のナゾ 暗く重く地味なストーリーなのに…

  2. 2

    ドジャース大谷翔平32歳「今がピーク説」の不穏…来季以降は一気に下降線をたどる可能性も

  3. 3

    「おまえもついて来い」星野監督は左手首骨折の俺を日本シリーズに同行させてくれた

  4. 4

    ドジャース佐々木朗希の心の瑕疵…大谷翔平が警鐘「安全に、安全にいってたら伸びるものも伸びない」

  5. 5

    巨人大ピンチ! 有原航平争奪戦は苦戦必至で投手補強「全敗」危機

  1. 6

    巨人が李承燁コーチ就任を発表も…OBが「チグハグ」とクビを傾げるFA松本剛獲得の矛盾

  2. 7

    衝撃の新事実!「公文書に佐川氏のメールはない」と財務省が赤木雅子さんに説明

  3. 8

    ドジャース首脳陣がシビアに評価する「大谷翔平の限界」…WBCから投打フル回転だと“ガス欠”確実

  4. 9

    高市首相が漫画セリフ引用し《いいから黙って全部俺に投資しろ!》 金融会合での“進撃のサナエ”に海外ドン引き

  5. 10

    日本ハムはシブチン球団から完全脱却!エスコン移転でカネも勝利もフトコロに…契約更改は大盤振る舞い連発