経営情報開示で23クラブ赤字も… Jで「破産」が出ないワケ

公開日: 更新日:

 元サッカーダイジェスト編集長の六川亨氏が言う。

「DAZNの放映権料などを原資としたJリーグ配分金は、川崎への17億9200万円を筆頭に各クラブに行き渡っているし、スポンサー収入もトータル640億円と前年比プラス45億円となっている。新型コロナの影響はもちろんあるが、欧州や南米などの<以前から破産同然ながらも特例措置などで存続しているクラブ>とは違い、Jに破産クラブはそう簡単には出てこない。ファンやサポーターの<地道なサポート>もある。新型コロナ禍で無観客試合となっても、シーズンチケットを持っているファンは払い戻しを要求するどころか、クラブに『そのまま寄付します。運営費に充てて下さい』という申し出が少なくなかった」

 予断は許さないが、現時点でJリーグは<余力あり>ということか。

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    新生阿部巨人は早くも道険し…「疑問残る」コーチ人事にOBが痛烈批判

  2. 2

    大谷翔平は米国人から嫌われている?メディアに続き選手間投票でもMVP落選の謎解き

  3. 3

    阿部巨人V逸の責任を取るのは二岡ヘッドだけか…杉内投手チーフコーチの手腕にも疑問の声

  4. 4

    大谷翔平の来春WBC「二刀流封印」に現実味…ドジャース首脳陣が危機感募らすワールドシリーズの深刻疲労

  5. 5

    巨人桑田二軍監督の“排除”に「原前監督が動いた説」浮上…事実上のクビは必然だった

  1. 6

    阪神の日本シリーズ敗退は藤川監督の“自滅”だった…自軍にまで「情報隠し」で選手負担激増の本末転倒

  2. 7

    維新・藤田共同代表にも「政治とカネ」問題が直撃! 公設秘書への公金2000万円還流疑惑

  3. 8

    35年前の大阪花博の巨大な塔&中国庭園は廃墟同然…「鶴見緑地」を歩いて考えたレガシーのあり方

  4. 9

    米国が「サナエノミクス」にNO! 日銀に「利上げするな」と圧力かける高市政権に強力牽制

  5. 10

    世界陸上「前髪あり」今田美桜にファンがうなる 「中森明菜の若かりし頃を彷彿」の相似性