大赤字20億円にコロナ集団感染…J1鳥栖は泣きっ面にハチ

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 チームは大赤字、さらに新型コロナウイルスの集団感染となれば、泣くに泣けない。

 Jリーグ1部サガン鳥栖が新型コロナウイルスの陽性反応者10人を出し、リーグ初のクラスター(感染者集団)を引き起こしたことで、25日までトップチームは活動を自粛。15日のG大阪戦、19日の仙台戦、23日の札幌戦の開催延期が決まった。

 鳥栖は5月、Jリーグ史上ワーストの単年度20億1400万円の赤字を計上したばかり。「今年から胸スポンサーを務める佐賀新聞も、支援企業探しに難航していた地元チームを不憫に思い、“お付き合い”でスポンサーになった」(地元関係者)というから、赤字を解消できるほどのバックアップは望めない。

 その上、今回のコロナ騒動。「鳥栖の10人の中から重症者が出れば、リーグ中断の可能性も排除できない」と話すJリーグ関係者もいる。

 まさに踏んだり蹴ったり……。

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