浪人中の長友にドイツ移籍報道も…「最善はJ復帰」の根拠

公開日: 更新日:

 トルコ1部ガラタサライを6月末に退団して浪人中の日本代表DF長友佑都(33)。9日にドイツで「2部ハノーファーが獲得」と報じられた。ここには日本代表の僚友FW原口元気(29)が在籍。日本代表の左FW―左SBとして<絶妙な連係を見せながら攻守を活性化してきた>2人だけに「チーム力即効アップは間違いなし」と某サッカー関係者が強力プッシュである。

 そもそも長友はイタリア、トルコ、サウジアラビアが移籍先として取り沙汰されてきたが、生活環境の面でもドイツ行きがベストチョイスだろう。しかし「もっとよい選択がある」とチーム関係者がこう言う。

「今年は新型コロナ禍でJリーグの移籍ウインドーが、追加分として<10月2~30日>に設定された。契約交渉が9月にずれ込んだとしても、移籍先でトレーニングを重ねて10月の初旬にはJのピッチに立てる。移籍先はズバリ古巣のFC東京です。長友の主戦場である左SBは、23歳DF小川諒也が今季9試合中7試合に出場してレギュラーを張っているが、実力的には長友の方が上。もちろん人気面でも長友の足元に及ばない。FC東京にとっても、長友の加入はメリット大です」 

 長友は「2022年カタールW杯出場を狙う」と公言している。Jに復帰すれば代表戦ごとの長距離移動に加え、時差ボケに悩まされることも軽減される。やはり移籍先は、懐かしのFC東京がベストなのである。

■関連キーワード

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • サッカーのアクセスランキング

  1. 1

    森保Jは海外からどう見られているのか…W杯のライバル国、ブックメーカーによる意外な評価

  2. 2

    FIFA会長がトランプ大統領に贈った「平和賞」は両者の癒着の象徴…元FIFA職員が史上最悪のW杯抽選会を一刀両断

  3. 3

    【チュニジア】アフリカ予選10戦無失点 堅守が光る「カルタゴの鷲」は日本が苦手とするチーム

  4. 4

    【ポーランド&ウクライナ】1次リーグF組の最終枠は現時点で未定も「ウクライナが有力」と専門家

  5. 5

    元日本代表主将DF吉田麻也に来季J1復帰の長崎移籍説!出場機会確保で2026年W杯参戦の青写真

  1. 6

    元日本代表DF冨安健洋がアヤックスと契約合意報道…森保Jに朗報も「ガラスの肉体」の期待と不安

  2. 7

    【オランダ】195cmCBファンダイクが大きな“壁”に…タレント勢揃いで「地盤沈下」は今や昔

  3. 8

    Jリーグ得点ランク上位FWが日本代表入りできないワケ…「森保監督の確固たるポリシー」が背景に

  4. 9

    W杯初16強の日韓大会で山本昌邦は「トルシエと選手とのフィルター役をこなした」

  5. 10

    W杯組み合わせに森保監督「非常に厳しい」…GL初戦はオランダと激突、2位通過が現実ラインか

もっと見る

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    巨人が李承燁コーチ就任を発表も…OBが「チグハグ」とクビを傾げるFA松本剛獲得の矛盾

  2. 2

    農水省ゴリ押し「おこめ券」は完全失速…鈴木農相も「食料品全般に使える」とコメ高騰対策から逸脱の本末転倒

  3. 3

    TBS「ザ・ロイヤルファミリー」はロケ地巡礼も大盛り上がり

  4. 4

    維新の政権しがみつき戦略は破綻確実…定数削減を「改革のセンターピン」とイキった吉村代表ダサすぎる発言後退

  5. 5

    3度目の日本記録更新 マラソン大迫傑は目的と手段が明確で“分かりやすい”から面白い

  1. 6

    国分太一“追放”騒動…日テレが一転して平謝りのウラを読む

  2. 7

    粗品「THE W」での“爆弾発言”が物議…「1秒も面白くなかった」「レベルの低い大会だった」「間違ったお笑い」

  3. 8

    阿部巨人に大激震! 24歳の次世代正捕手候補がトレード直訴の波紋「若い時間がムダになっちゃう」と吐露

  4. 9

    「おまえになんか、値がつかないよ」編成本部長の捨て台詞でFA宣言を決意した

  5. 10

    巨人阿部監督の“育成放棄宣言”に選手とファン絶望…ベテラン偏重、補強優先はもうウンザリ