フィギュア年齢15→17歳引き上げ検討も選手より商売優先

公開日: 更新日:

■ロシア主導 年齢引き下げ案が白熱

「ISUは毎年6月にルール会議を行っており、ダイケマ会長は18年にも年齢引き上げ案を議題のひとつとして提案したことがあります。しかし、会議の議題にすら上げられなかった。むしろ、ここ数年はロシアが主導する『年齢引き下げ案』の議論が白熱しています」

 フィギュアは男子の羽生結弦(25)が出場する大会は、女性人気もあって満員が見込めるものの、そうでない大会は空席が目立つ。コロナ禍でスポンサーも減っているそうだが、羽生もコロナの感染リスクを考慮して、今季のグランプリシリーズの欠場を表明した。

「年齢引き上げ案が通ると、男子はともかく、花形の女子シングルはジャンプが減り、人気が落ちる可能性があるともいわれている。むしろ、14歳ないし13歳への引き下げ案は五分五分で通る可能性があります」(梅田氏)

 13歳の金メダリストが出てくるのも、時間の問題か……。

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    もしやり直せるなら、入学しない…暴力に翻弄されたPL学園野球部の事実上の廃部状態に思うこと

  2. 2

    「たばこ吸ってもいいですか」…新規大会主催者・前澤友作氏に問い合わせて一喝された国内男子ツアーの時代錯誤

  3. 3

    永野芽郁は疑惑晴れずも日曜劇場「キャスター」降板回避か…田中圭・妻の出方次第という見方も

  4. 4

    巨人阿部監督が見切り発車で田中将大に「ローテ当確」出した本当の理由とは???

  5. 5

    「高島屋」の営業利益が過去最高を更新…百貨店衰退期に“独り勝ち”が続く背景

  1. 6

    かつて控えだった同級生は、わずか27歳でなぜPL学園監督になれたのか

  2. 7

    JLPGA専務理事内定が人知れず“降格”に急転!背景に“不適切発言”疑惑と見え隠れする隠蔽体質

  3. 8

    「俳優座」の精神を反故にした無茶苦茶な日本の文化行政

  4. 9

    (72)寅さんをやり込めた、とっておきの「博さん語録」

  5. 10

    第3の男?イケメン俳優が永野芽郁の"不倫記事"をリポストして物議…終わらない騒動