フィギュアGP最終戦は北京 中国「コロナ対策」驚異の中身

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 注目の大会になることは間違いない。

 新型コロナウイルスで開催が危ぶまれていたフィギュアスケートの今季グランプリ(GP)シリーズ全6大会は、すべて開催されることになった。ただし、コロナ禍の影響により各国に渡航制限と隔離措置が出ていることから、出場者は開催国の選手とそこに練習拠点を置く選手らに制限される。さらに、例年は2大会の順位によるポイント換算でGPファイナル(北京・12月10日開幕)の進出者を決めているが、今季は1選手1大会の成績で判断される。選考方法や観客有無などについては、今月末の国際スケート連盟(ISU)理事会で話し合われる見込みだ。

■スピード、カネ、人

 今季のフィギュア界は2022年北京冬季五輪のプレシーズンであり、GPファイナルは、22年冬季五輪のプレ大会に位置付けられている。しかし、ファイナル開催国の中国は、昨年12月に武漢市で始まった感染拡大について、当初はその存在や規模などを隠していた。この国のコロナに関する情報や統計を世界は信用していない。

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