フィギュアGP最終戦は北京 中国「コロナ対策」驚異の中身

公開日: 更新日:

 注目の大会になることは間違いない。

 新型コロナウイルスで開催が危ぶまれていたフィギュアスケートの今季グランプリ(GP)シリーズ全6大会は、すべて開催されることになった。ただし、コロナ禍の影響により各国に渡航制限と隔離措置が出ていることから、出場者は開催国の選手とそこに練習拠点を置く選手らに制限される。さらに、例年は2大会の順位によるポイント換算でGPファイナル(北京・12月10日開幕)の進出者を決めているが、今季は1選手1大会の成績で判断される。選考方法や観客有無などについては、今月末の国際スケート連盟(ISU)理事会で話し合われる見込みだ。

■スピード、カネ、人

 今季のフィギュア界は2022年北京冬季五輪のプレシーズンであり、GPファイナルは、22年冬季五輪のプレ大会に位置付けられている。しかし、ファイナル開催国の中国は、昨年12月に武漢市で始まった感染拡大について、当初はその存在や規模などを隠していた。この国のコロナに関する情報や統計を世界は信用していない。

■関連キーワード

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    安青錦は大関昇進も“課題”クリアできず…「手で受けるだけ」の立ち合いに厳しい指摘

  2. 2

    阿部巨人に大激震! 24歳の次世代正捕手候補がトレード直訴の波紋「若い時間がムダになっちゃう」と吐露

  3. 3

    マエケン楽天入り最有力…“本命”だった巨人はフラれて万々歳? OB投手も「獲得失敗がプラスになる」

  4. 4

    中日FA柳に続きマエケンにも逃げられ…苦境の巨人にまさかの菅野智之“出戻り復帰”が浮上

  5. 5

    今田美桜に襲い掛かった「3億円トラブル」報道で“CM女王”消滅…女優業へのダメージも避けられず

  1. 6

    高市政権の“軍拡シナリオ”に綻び…トランプ大統領との電話会談で露呈した「米国の本音」

  2. 7

    エジプト考古学者・吉村作治さんは5年間の車椅子生活を経て…80歳の現在も情熱を失わず

  3. 8

    日中対立激化招いた高市外交に漂う“食傷ムード”…海外の有力メディアから懸念や皮肉が続々と

  4. 9

    安青錦の大関昇進めぐり「賛成」「反対」真っ二つ…苦手の横綱・大の里に善戦したと思いきや

  5. 10

    石破前首相も参戦で「おこめ券」批判拡大…届くのは春以降、米価下落ならありがたみゼロ