ビジャレアル久保 27日バルサ戦ベンチスタート有力の根拠

公開日: 更新日:

 スペイン1部ビジャレアル所属の日本代表FW久保建英(19)にとってまさに大一番である。

 開幕2試合ともベンチスタートだった久保は現地27日、バルセロナと対戦する。大一番に<初スタメンはあるか?>と関心を集めているのだ。

 ここまでゴールもアシストもなく、目に見える<結果>を残していない久保だが、プレー内容は「彼自身のクオリティーの高さを1対1の場面で示した」(アス紙)と高く評価されている。もっとも「久保がバルサ戦の先発に名を連ねる可能性は低い」とは元サッカーダイジェスト編集長の六川亨氏である。

「1トップを張るFWアルカセル、トップ下の大黒柱FWジェラール・モレノ、右サイドの快足FWチュクウェゼが高パフォーマンスを見せているからですが、久保自身は新天地でも持ち味を十分に発揮しています。エイバル戦の終了間際、右サイドのモレノからパスを受けてシュートに持ち込み、DFの足に当たってGKに難なくキャッチされた場面がありましたが、久保はドリブル中に左足スパイクの裏でボールをこねることで<タイミングを外してDFを翻弄>しようと試み、その上でGKが反応しにくい<股抜き>シュートを選択した。結果的には力のないシュートに終わりましたが、久保の技術の高さ、スペイン1部でもリラックスしてプレーできるメンタリティーを証明した。バルサ戦でスタメンを外れても、途中出場は確実と断言してもいいでしょう」(六川氏)

■関連キーワード

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    さすがチンピラ政党…維新「国保逃れ」脱法スキームが大炎上! 入手した“指南書”に書かれていること

  2. 2

    国民民主党の支持率ダダ下がりが止まらない…ついに野党第4党に転落、共産党にも抜かれそうな気配

  3. 3

    ドジャース「佐々木朗希放出」に現実味…2年連続サイ・ヤング賞左腕スクーバル獲得のトレード要員へ

  4. 4

    来秋ドラ1候補の高校BIG3は「全員直メジャー」の可能性…日本プロ野球経由は“遠回り”の認識広がる

  5. 5

    ギャラから解析する“TOKIOの絆” 国分太一コンプラ違反疑惑に松岡昌宏も城島茂も「共闘」

  1. 6

    国分太一問題で日テレの「城島&松岡に謝罪」に関係者が抱いた“違和感”

  2. 7

    小林薫&玉置浩二による唯一無二のハーモニー

  3. 8

    脆弱株価、利上げ報道で急落…これが高市経済無策への市場の反応だ

  4. 9

    「東京電力HD」はいまこそ仕掛けのタイミング 無配でも成長力が期待できる

  5. 10

    日本人選手で初めてサングラスとリストバンドを着用した、陰のファッションリーダー