5回無失点も白星逃したマエケン「史上2位記録」報酬いくら

公開日: 更新日:

 メジャーのプレーオフが、日本時間30日に開幕。ツインズ・前田健太(32)は、アストロズとのワイルドカードシリーズ(WCS)第1戦に登板し、5回を2安打無失点、5奪三振、3四球。相手先発で、2009年のサイ・ヤング賞右腕グリンキーとの投げ合いを制し、勝利投手の権利を持って降板したが、リリーフ陣が打ち込まれて白星を逃した。

 今季の前田は11試合計66回3分の2に登板し、6勝1敗、防御率2・70。抜群の安定感で投手陣を牽引し、チームのア・リーグ中地区連覇に貢献。さらに、歴史に名を残す偉業も成し遂げた。1イニング当たりに出した走者数を示すWHIP0・76(1・0以下で超一流)はメジャートップで、2000年にレッドソックスのペドロ・マルティネスがマークした0・74に次いで史上2番目の好記録を残した。

 背筋痛などで負傷者リスト(IL)入りしたオドリッジに代わるエース格としてチームを牽引しながら、報酬は決して恵まれていない。60試合制の今季は通常年俸の37%しか支払われず、前田の本来300万ドル(約3億1700万円)の年俸は111万ドル(約1億1600万円)。

■関連キーワード

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    映画「国宝」ブームに水を差す歌舞伎界の醜聞…人間国宝の孫が“極秘妻”に凄絶DV

  2. 2

    「時代と寝た男」加納典明(22)撮影した女性500人のうち450人と関係を持ったのは本当ですか?「それは…」

  3. 3

    輸入米3万トン前倒し入札にコメ農家から悲鳴…新米の時期とモロかぶり米価下落の恐れ

  4. 4

    くら寿司への迷惑行為 16歳少年の“悪ふざけ”が招くとてつもない代償

  5. 5

    “やらかし俳優”吉沢亮にはやはりプロの底力あり 映画「国宝」の演技一発で挽回

  1. 6

    参院選で公明党候補“全員落選”危機の衝撃!「公明新聞」異例すぎる選挙分析の読み解き方

  2. 7

    「愛子天皇待望論」を引き出す内親王のカリスマ性…皇室史に詳しい宗教学者・島田裕巳氏が分析

  3. 8

    TOKIO解散劇のウラでリーダー城島茂の「キナ臭い話」に再注目も真相は闇の中へ…

  4. 9

    松岡&城島の謝罪で乗り切り? 国分太一コンプラ違反「説明責任」放棄と「核心に触れない」メディアを識者バッサリ

  5. 10

    慶大医学部を辞退して東大理Ⅰに進んだ菊川怜の受け身な半生…高校は国内最難関の桜蔭卒