笹生優花「幸せを感じて」は我慢のゴルフも6位Tで決勝進出

公開日: 更新日:

【全米女子オープンゴルフ】第2日

 2打差5位タイ発進の笹生優花(19)にとって、第2ラウンドは我慢の一日だった。

 ジャックラビットCの10番からスタート。前半はしぶとくパーセーブを続けて、18番でようやく2メートルを沈めてバーディーが先行した。

 前日は「距離が長くて難しい」と多くの選手が警戒するサイプレスクリークCを回り、4バーディー(2ボギー)を奪う勢いがあった。

 ところが、この日はバーディーパットが決まらない。折り返してからもチャンスを何度も外したが、ピンチは1パットで確実にしのいでいった。

 しかし5番パー4は2打目がグリーンを大きくオーバーし、3打目は絶妙なロブショットを見せてピンそば2・5メートルにつけるも肝心のパーパットが決まらなかった。

 ボギーはこの1つだけと耐えて、スコアを落とさず通算2アンダー・6位タイと上位グループにとどまっている。

 昨年のプロテストに受かった笹生は、ルーキーイヤーの今年は2勝をマークして目下賞金レース首位。近い将来、米ツアーで戦う計画があり、ドライバー飛距離、切れのあるアイアンショット、アプローチと、プレースタイルはダイナミックだ。

■関連キーワード

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    新生阿部巨人は早くも道険し…「疑問残る」コーチ人事にOBが痛烈批判

  2. 2

    大谷翔平は米国人から嫌われている?メディアに続き選手間投票でもMVP落選の謎解き

  3. 3

    阿部巨人V逸の責任を取るのは二岡ヘッドだけか…杉内投手チーフコーチの手腕にも疑問の声

  4. 4

    大谷翔平の来春WBC「二刀流封印」に現実味…ドジャース首脳陣が危機感募らすワールドシリーズの深刻疲労

  5. 5

    巨人桑田二軍監督の“排除”に「原前監督が動いた説」浮上…事実上のクビは必然だった

  1. 6

    阪神の日本シリーズ敗退は藤川監督の“自滅”だった…自軍にまで「情報隠し」で選手負担激増の本末転倒

  2. 7

    維新・藤田共同代表にも「政治とカネ」問題が直撃! 公設秘書への公金2000万円還流疑惑

  3. 8

    35年前の大阪花博の巨大な塔&中国庭園は廃墟同然…「鶴見緑地」を歩いて考えたレガシーのあり方

  4. 9

    米国が「サナエノミクス」にNO! 日銀に「利上げするな」と圧力かける高市政権に強力牽制

  5. 10

    世界陸上「前髪あり」今田美桜にファンがうなる 「中森明菜の若かりし頃を彷彿」の相似性