18番で日本人プロ3人ボギー…惨敗の原因はショットにあり

公開日: 更新日:

ゴルフ日本シリーズJTカップ】最終日

 なんとも締まりのない大会だった。

 最終18番パー3のティーを通算8アンダー首位タイで迎えた選手は4人いた。ところがパーセーブできたのは勝ったC・キム(30=米国)1人だけ。あとの岩田寛(39)、谷原秀人(42)、大槻智春(30)はそろってボギーをたたきプレーオフに持ち込めなかった。

 18番グリーンは奥から手前にかけて下り傾斜がきつい会場名物のパー3。毎年最終日はグリーン右手前にピンが立つ。ピン奥につけたら、たった1メートルの短い距離であってもパターヘッドがボールに触れるか、という繊細なタッチが求められる。そうでないと転がるボールに加速がついて、グリーンの外に出てしまう危険性もあるからだ。

 もちろんピン左サイドからも、上って下るスライスラインのため、読み切るのが難しい。

 だからパーセーブに四苦八苦する選手が多いのだ。ちなみに最終日の平均スコアは3・400。出場30選手のスコアはバーディー1、パー17、ボギー11、ダブルボギー1だった。

■関連キーワード

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    2度不倫の山本モナ 年商40億円社長と結婚&引退の次は…

  2. 2

    日本ハムFA松本剛の「巨人入り」に2つの重圧…来季V逸なら“戦犯”リスクまで背負うことに

  3. 3

    FNS歌謡祭“アイドルフェス化”の是非…FRUITS ZIPPER、CANDY TUNE登場も「特別感」はナゼなくなった?

  4. 4

    「ばけばけ」好演で株を上げた北川景子と“結婚”で失速気味の「ブギウギ」趣里の明暗クッキリ

  5. 5

    「存立危機事態」めぐり「台湾有事」に言及で日中対立激化…引くに引けない高市首相の自業自得

  1. 6

    阪神異例人事「和田元監督がヘッド就任」の舞台裏…藤川監督はコーチ陣に不満を募らせていた

  2. 7

    (2)「アルコールより危険な飲み物」とは…日本人の30%が脂肪肝

  3. 8

    西武・今井達也「今オフは何が何でもメジャーへ」…シーズン中からダダ洩れていた本音

  4. 9

    阪神・佐藤輝明にライバル球団は戦々恐々…甲子園でのGG初受賞にこれだけの価値

  5. 10

    高市政権の物価高対策はパクリばかりで“オリジナル”ゼロ…今さら「デフレ脱却宣言目指す」のア然