著者のコラム一覧
マーク金井クラブアナリスト、クラブ設計家

1958年、大阪府出身。ハンデ3。ゴルフ雑誌の編集記者からフリーに転身。05年にアナライズを設立し、自社スタジオでゴルフクラブの計測、試打を専門的に始める。同時にメーカーが作れなかった、アマチュアを救うクラブを設計し販売も手がける。執筆活動も積極に行い、新聞、雑誌、インターネットで連載を多数抱え、著作物も定期的に発刊。近著では、「今より30ヤード飛ぶクラブを選ぶための36の法則」(実業之日本社)、「一生役立つゴルフゴルフ超上達法」(マイナビ出版)がある。現在、新刊書も数冊手がけている。

原英莉花のドライバーから学ぶ「飛ばしのポイント2つ」

公開日: 更新日:

スムーズな重心移動が手打ち防止に効果抜群

 2020年は「日本女子オープン」で国内女子メジャー初優勝を果たし、さらに最終戦「ツアー選手権リコーカップ」も優勝(通算3勝目)。メジャー2勝目を早々と手中に収めた原英莉花のスイングはダイナミックだ。

 身長173センチの恵まれた体格から繰り出すドライバーショットは女子ツアーでもトップクラスを誇るが、原のスイングで特徴的なのは手が高い位置に収まるトップと、柔軟性を生かした大きなフォロースルーだ。

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 この2つはアマチュアには真似できるものではないが、彼女のスイングをじっくり見ていくと他にも飛ばしのポイントがある。

■アドレスは左足体重

 ひとつはテークバック始動時での重心移動。原はドライバーを打つ時も、アドレスでは左足体重。左足体重にした状態から、体重を右足に移動させることをきっかけにしてテークバックを始めている。これによりスムーズに重心が右に移動し、なおかつ手先ではなく体を使ってクラブを動かしているのだ。

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