高校サッカー 青森山田MF松木玖生は「柴崎2世」になれるか

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 高校サッカー選手権の決勝(11日)は、山梨学院高と青森山田高が対戦して2―2からPK戦にもつれ、4―2で制した山梨学院高が11年ぶり2回目の優勝を飾った。

 両チームの中で目立っていたのが、敗れた青森山田高<背番号10>の2年MF松木玖生である。

「2列目でプレーするレフティー。攻撃的センスにあふれ、守っては危機察知能力に優れ、攻守ともに高いレベルでこなせる選手です。ピッチ上では物おじせず、決勝のPKを失敗して泣きじゃくる3年MF安斎を慰めていた姿も印象的でした」(元サッカーダイジェスト編集長・六川亨氏)

 松木には「関東圏のJ1クラブからオファーが届き、1年後にはプロ生活が始まる」(サッカー関係者)。そこで思い出されるのが、青森山田高の先輩で2009年大会準優勝メンバーの日本代表MF柴崎岳(28)だ。この柴崎も、高校2年の段階で鹿島入りが内定し、その後はロシアW杯出場、スペイン移籍など日本屈指のMFとして存在感を放っている。松木は偉大な先輩の足跡をたどれるか――。

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