北京五輪“ぶっつけ本番”まで1年 コロナで氷以上に雪が不利

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 過去にはテストイベントが中止になり、涙をのんだ選手が多くいた。14年ソチ五輪のプレシーズンは雪不足のため、スノーボード・ハーフパイプのテスト大会が開催されず、競技直前の練習で転倒による故障者が続出。金メダル候補だったノルウェー男子ら複数の選手が出場を断念。日本勢では13年世界選手権の女子モーグルで銀メダルを獲得した伊藤みきが、ソチでの事前練習で痛めていた右膝を悪化させて、棄権を余儀なくされた。

 北京大会では、人工雪でのコース設営が予定されている。人工雪は解けにくく踏み固められて滑りやすくなるだけに、なおさらリスクは高まる。

 日本勢でメダル獲得が期待される男女ジャンプ、モーグル、スノーボードの選手らは北京の雪に足を引っ張られかねない。

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