世界中が「森辞めろ!」 会長居座りは国際社会が許さない

公開日: 更新日:

■国境を超えたツイッターデモの様相

 国内より海外の方が森発言にカンカンで、フランスの欧州問題担当相を務めたナタリー・ロワゾー欧州議会議員は自身のツイッターで〈森さん、女性は簡潔に話せますよ。例えば、あなたにお答えするには「黙りなさい」で十分〉と不快感を表明。

 カナダのアイスホッケー女子五輪金メダリストで国際オリンピック委員会(IOC)委員のヘーリー・ウィッケンハイザー氏も、自身のツイッターに〈この男を朝食のビュッフェ会場で絶対に追い詰める。東京で会いましょう〉と投稿。1万件もの「いいね」を集めたこの投稿に、海外ユーザーも〈素晴らしいアイデアだ〉〈私も一緒に!〉などと賛同の声を寄せている。

 さらに、SNS上には〈#Mori resign(森、辞めろ)〉の英文ハッシュタグも登場。タグを取り上げた英BBCなどの報道と一緒に国内外で拡散されている。

 各国の駐日大使館も立ち上がった。きのう午後以降、EU加盟国を中心に各大使館の公式ツイッターアカウントが「#DontBeSilent」(黙ってはいけない)、「#GenderEquality」(男女平等)、「#男女平等」とのハッシュタグを次々と投稿。賛同の輪が広がっている。

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    もしやり直せるなら、入学しない…暴力に翻弄されたPL学園野球部の事実上の廃部状態に思うこと

  2. 2

    「たばこ吸ってもいいですか」…新規大会主催者・前澤友作氏に問い合わせて一喝された国内男子ツアーの時代錯誤

  3. 3

    永野芽郁は疑惑晴れずも日曜劇場「キャスター」降板回避か…田中圭・妻の出方次第という見方も

  4. 4

    巨人阿部監督が見切り発車で田中将大に「ローテ当確」出した本当の理由とは???

  5. 5

    「高島屋」の営業利益が過去最高を更新…百貨店衰退期に“独り勝ち”が続く背景

  1. 6

    かつて控えだった同級生は、わずか27歳でなぜPL学園監督になれたのか

  2. 7

    JLPGA専務理事内定が人知れず“降格”に急転!背景に“不適切発言”疑惑と見え隠れする隠蔽体質

  3. 8

    「俳優座」の精神を反故にした無茶苦茶な日本の文化行政

  4. 9

    (72)寅さんをやり込めた、とっておきの「博さん語録」

  5. 10

    第3の男?イケメン俳優が永野芽郁の"不倫記事"をリポストして物議…終わらない騒動