G貧打に原監督耐えられるか 解消に囁かれる得意のトレード

公開日: 更新日:

 巨人が3連勝で貯金を2とした。

 14日の中日戦の三回、松原の先制打、坂本の2点適時二塁打、梶谷の2ランなどで6安打を集中。一挙5点を挙げて試合を決めたものの、三回以外は無安打に終わった。

 チーム打率は・215でリーグワースト2位。先週10日には12試合連続3得点以下の球団ワースト記録に並び、原監督は「3点を目指しているんだけど、なかなか3点取れない。何とかしなきゃ」と嘆くなど、今季は得点力不足に悩まされている。

 13日から新外国人選手でメジャー通算196発のジャスティン・スモーク内野手(34=ジャイアンツ)、同96発のエリック・テームズ外野手(34=ナショナルズ)が一軍の試合前練習に参加。20日デビューの可能性があるが、球界では「新外国人は期待はしてもアテにはできない」という格言のようなものがある。新型コロナウイルス陽性判定を受けていた中島、丸、若林の3選手がこの日(14日)、川崎市のジャイアンツ球場で練習を再開したものの、即復帰というわけにはいかない。医療機関や自宅で隔離されていた期間を考慮され、しばらくは二軍で調整を行うというから、打線の低空飛行はまだ続く可能性があるのだ。

■関連キーワード

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    新生阿部巨人は早くも道険し…「疑問残る」コーチ人事にOBが痛烈批判

  2. 2

    阿部巨人V逸の責任を取るのは二岡ヘッドだけか…杉内投手チーフコーチの手腕にも疑問の声

  3. 3

    阪神「次の二軍監督」候補に挙がる2人の大物OB…人選の大前提は“藤川野球”にマッチすること

  4. 4

    阪神・大山を“逆シリーズ男”にしたソフトバンクの秘策…開幕前から丸裸、ようやく初安打・初打点

  5. 5

    巨人桑田二軍監督の“排除”に「原前監督が動いた説」浮上…事実上のクビは必然だった

  1. 6

    創価学会OB長井秀和氏が明かす芸能人チーム「芸術部」の正体…政界、芸能界で蠢く売れっ子たち

  2. 7

    阪神の日本シリーズ敗退は藤川監督の“自滅”だった…自軍にまで「情報隠し」で選手負担激増の本末転倒

  3. 8

    大谷翔平の来春WBC「二刀流封印」に現実味…ドジャース首脳陣が危機感募らすワールドシリーズの深刻疲労

  4. 9

    大死闘のワールドシリーズにかすむ日本シリーズ「見る気しない」の声続出…日米頂上決戦めぐる彼我の差

  5. 10

    ソフトB柳田悠岐が明かす阪神・佐藤輝明の“最大の武器”…「自分より全然上ですよ」