大栄翔と御嶽海は好対照 5月場所「大関昇進」レースの行方

公開日: 更新日:

 対照的な三役対決となる。

 緊急事態宣言中は無観客で行われる大相撲5月場所の注目は、御嶽海(28)と大栄翔(27)の両小結だ。

【写真】この記事の関連写真を見る(09枚)

 対戦成績は御嶽海の8勝7敗と、ほぼトントン。大関を目指す者として双方ともに負けられないだろう――が、この2人、相撲に関しては正反対だ。御嶽海は平幕在位9場所に対して、三役在位が5月で24場所目。一見凄い数字に見えるものの、稽古不足がたたって「強いのに安定しない」というだけの話だ。むしろ昇進できない「万年三役」と言うべきだろう。

 一方、大栄翔は地道な努力の人。昨年から幕内で頭角を現し、今年1月場所で自身初優勝した。

 御嶽海、大栄翔とも大関の朝乃山、正代に勝ち越すなど、上位陣には強い。ある親方は「御嶽海が昇進するなら今年がラストチャンスではないか」と、こう続ける。

■関連キーワード

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    立花孝志氏はパチプロ時代の正義感どこへ…兵庫県知事選を巡る公選法違反疑惑で“キワモノ”扱い

  2. 2

    タラレバ吉高の髪型人気で…“永野ヘア女子”急増の珍現象

  3. 3

    ロッテ佐々木朗希は母親と一緒に「米国に行かせろ」の一点張り…繰り広げられる泥沼交渉劇

  4. 4

    中山美穂さんの死を悼む声続々…ワインをこよなく愛し培われた“酒人脈” 隣席パーティーに“飛び入り参加”も

  5. 5

    《#兵庫県恥ずかしい》斎藤元彦知事を巡り地方議員らが出しゃばり…本人不在の"暴走"に県民うんざり

  1. 6

    シーズン中“2度目の現役ドラフト”実施に現実味…トライアウトは形骸化し今年限りで廃止案

  2. 7

    兵庫県・斎藤元彦知事を待つ12.25百条委…「パー券押し売り」疑惑と「情報漏洩」問題でいよいよ窮地に

  3. 8

    陰で糸引く「黒幕」に佐々木朗希が壊される…育成段階でのメジャー挑戦が招く破滅的結末

  4. 9

    大量にスタッフ辞め…長渕剛「10万人富士山ライブ」の後始末

  5. 10

    立花孝志氏の立件あるか?兵庫県知事選での斎藤元彦氏応援は「公選法違反の恐れアリ」と総務相答弁