大谷二刀流が意外な不人気の謎解き 報道とファンは対照的

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 本拠地エンゼルスタジアムの集客も目立った大谷効果はない。同球場は上限1万4000人収容で1試合平均1万2014人。大谷が登板した3試合のうち4月21日のレンジャーズ戦の1万2544人が最多で、今月6日のレイズ戦は9169人と1万人を割った。大谷を見たい野球ファンはスタジアムに足を運んでいないことになる。

「多くのファンは二刀流に新鮮味を抱いていない。渡米1年目に160キロを超える剛速球にパワフルな打撃を目の当たりにしたからです。1年目の本拠地登板試合は、他の試合より観客が約3000人多かったほど。新人王も受賞しており、大谷の実力はすでにファンの間で証明されているのです。ルース以来のリアル二刀流とはいえ、ナ・リーグにも一発のある投手は少なくないだけに、物珍しさはないのでしょう」(米放送関係者)

 大騒ぎしているのはメディアだけか。

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