ドジャース移籍の筒香は“お試し補強”どこが評価されたのか

公開日: 更新日:

 メジャー初年度の昨季は51試合で打率.197、今季は26試合で同.167。それでも引く手はあった。

 ドジャースが日本時間の16日、レイズからウエーバーにかけられていた筒香嘉智(29)をトレードで獲得したことを発表。米紙によると、ドジャースが筒香に支払う金額はメジャー最低保証額とほぼ同額の約6200万円で、レイズ側が残りの年俸約7億800万円を負担する。

 レイズに続いて、今度はドジャースである。昨季のワールドシリーズを戦った両球団はどちらも「データ野球」を重視しており、選手の能力も数字で評価する。そんな2チームは筒香のどの部分を評価したのか。スポーツライターの友成那智氏はこう語る。

「レイズは筒香の長打力と四球による出塁率を見込んでいました。それでチームの野手では2番目の高年俸(2年約13億円)で契約したのに、結果が出なかったのです」

■“お試し補強”なら10打席でクビも

 それならドジャースはなぜ、手を挙げたのか。ウエーバー期間を通過すれば、自由契約となっただろうから、“タダ同然”で買いたたけたはずだ。

■関連キーワード

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    高画質は必要ない? 民放各社が撤退検討と報じられた「BS4K」はなぜ失敗したのですか?

  2. 2

    大手家電量販店の創業家がトップに君臨する功罪…ビック、ノジマに続きヨドバシも下請法違反

  3. 3

    落合監督は投手起用に一切ノータッチ。全面的に任せられたオレはやりがいと緊張感があった

  4. 4

    自民党総裁選の“本命”小泉進次郎氏に「不出馬説」が流れた背景

  5. 5

    「二股不倫」永野芽郁の“第3の男”か? 坂口健太郎の業界評…さらに「別の男」が出てくる可能性は

  1. 6

    今思えばあの時から…落合博満さんが“秘密主義”になったワケ

  2. 7

    世界陸上「前髪あり」今田美桜にファンがうなる 「中森明菜の若かりし頃を彷彿」の相似性

  3. 8

    三谷幸喜がスポーツ強豪校だった世田谷学園を選んだワケ 4年前に理系コースを新設した進学校

  4. 9

    広陵暴力問題の闇…名門大学の推薦取り消し相次ぎ、中井監督の母校・大商大が「落ち穂拾い」

  5. 10

    佐々木朗希いったい何様? ロッテ球団スタッフ3人引き抜きメジャー帯同の波紋