イタリアがEURO決勝進出 “コロコロPK職人”ジョルジーニョが勝利に導く

公開日: 更新日:

 ユーロ(欧州選手権)の準決勝でイタリアを勝利に導いたのは「コロコロPK職人」のMFジョルジーニョだった。

 事実上の決勝戦と言われたイタリア対スペイン戦(日本時間7日午前4時開始)。まずはイタリアが先手を取った。

 後半15分、GKドンナルンマを起点にカウンター攻撃を繰り出し、FWキエーザが右足シュートをズドンと決めた。

 同35分にスペインは交代策が的中する。失点後に交代出場したFWモラタが絶妙なワンツーパスを見せ、ゴール左隅に同点弾を流し込んだ。

 その後は一進一退。1-1のスコアのまま突入した延長戦でも決着はつかず、PK戦となった。

 最初の<主役>は同点ゴールのモラタ。後攻スペイン4番手として登場。ゴール右下隅を狙ったボールはコースを読み切ったドンナルンマがファインセーブだ。

 これでイタリアの5番手・ジョルジーニョが成功させた瞬間、イタリアの決勝進出が決まる。

 いつものように「小刻みスキップ変則助走」から「キックの直前にピョン」と跳び上がったジョルジーニョ。この独特の動きに幻惑されたGKが右側に体重を傾けた瞬間、ジョルジーニョはボールを<反対側の>ゴール下隅に向けてコロコロッと流し込んだ。

■関連キーワード

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    「NHKの顔」だった元アナ川端義明さんは退職後、いくつもの不幸を乗り越えていた

  2. 2

    永野芽郁の「文春」不倫報道に噛みついたGACKTさんは、週刊誌の何たるかがわかっていない

  3. 3

    前田健太「ドジャース入り」で大谷との共闘に現実味 日本復帰より「節目の10年」優先か

  4. 4

    元NHK岩田明子は何をやってもウケない…コメントは緩く、ギャグはスベる、クイズは誤答

  5. 5

    ウクライナ出身力士 安青錦がすべてを語った…単身来日して3年、新入幕で敢闘賞

  1. 6

    小田和正「77歳の現役力」の凄み…現役最年長アーティストが守り続ける“プロ意識”

  2. 7

    奥さんが決断してくれた…元大関の小錦八十吉さん腎臓移植を振り返る

  3. 8

    今思えばゾッとする。僕は下調べせずPL学園に入学し、激しく後悔…寮生活は想像を絶した

  4. 9

    のんを襲った"後輩女優の二股不倫報道"の悲劇…カルピスCMめぐる永野芽郁との因縁

  5. 10

    Mrs.GREEN APPLEとディズニーのコラボに両ファン懸念…売れすぎた国民的バンドゆえの"食傷感"