ジョコ五輪出場明言、マレーは3連覇狙う 錦織圭に過度のメダル期待はお気の毒

公開日: 更新日:

 東京五輪について「五分五分」と話していたジョコビッチ(34)が日本時間16日、自身のツイッターで出場を明言した。

 今季は全豪、全仏、全英と、現時点で4大大会すべてを制覇。五輪に加えて9月の全米に勝てば、男子では前例のない年間ゴールデンスラムを達成することになる。

「ジョコビッチには突出した実績を作りたい理由があるのです」と、放送関係者がこう続ける。

「世界ランク1位でひとり抜けた存在だし、自身もいまが競技人生で最高の状態にあると公言している。けれども悲しいかな、実績に人気が追い付かない。いまだフェデラーやナダルと並ぶ3強と言われるし、彼らのようにカリスマ性がないことは自分でもよく分かっている。ATP(男子プロテニス協会)では独自の選手会をつくろうと動いていますが、フェデラーやナダルをはじめ同調する選手は少ない。なので男子では前例のない快挙を達成することで、是が非でも1強時代をつくりたいのですよ」

 もうひとり、強い意欲をもって東京五輪に臨む選手がいる。2012年ロンドン、16年リオと五輪の男子シングルスを連覇、今回3連覇がかかる英国のマレー(34)だ。

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    侍ジャパンに日韓戦への出場辞退相次ぐワケ…「今後さらに増える」の見立てまで

  2. 2

    大谷翔平は米国人から嫌われている?メディアに続き選手間投票でもMVP落選の謎解き

  3. 3

    阪神の日本シリーズ敗退は藤川監督の“自滅”だった…自軍にまで「情報隠し」で選手負担激増の本末転倒

  4. 4

    “新コメ大臣”鈴木憲和農相が早くも大炎上! 37万トン減産決定で生産者と消費者の分断加速

  5. 5

    侍J井端監督が仕掛ける巨人・岡本和真への「恩の取り立て」…メジャー組でも“代表選出”の深謀遠慮

  1. 6

    巨人が助っ人左腕ケイ争奪戦に殴り込み…メジャー含む“四つ巴”のマネーゲーム勃発へ

  2. 7

    藤川阪神で加速する恐怖政治…2コーチの退団、異動は“ケンカ別れ”だった

  3. 8

    支持率8割超でも選挙に勝てない「高市バブル」の落とし穴…保守王国の首長選で大差ボロ負けの異常事態

  4. 9

    大谷翔平の来春WBC「二刀流封印」に現実味…ドジャース首脳陣が危機感募らすワールドシリーズの深刻疲労

  5. 10

    和田アキ子が明かした「57年間給料制」の内訳と若手タレントたちが仰天した“特別待遇”列伝