五輪スタッフ逮捕、海外メディアもワクチン打たず隔離なし…バブル崩壊へ秒読み開始

公開日: 更新日:

 これが最後の“不良外国人”になるとは誰も思っていない。

 東京五輪のスタッフとして来日していた米国人、英国人の計4人が麻薬取締法違反容疑で逮捕された一件。彼らは六本木のバーで飲酒し、さらにコカインまで服用していたのだから、弁解の余地すらない。

 丸川五輪相は「事実ならば、あってはならないこと」と驚いてみせたが、何をか言わんや。来日する五輪スタッフ、そしてメディアの暴走は、むしろこれからが“本番”だ。

 国内のある競技団体の幹部は「欧州のある競技の代表チームの話です」と、こう続ける。

「このチームは現地在住の日系人を通訳として雇用。その通訳は選手村に入れず、都内のホテルに宿泊することが決まっている。行動制限の通知は受けたようだが、本人は『ケータイは複数持っていくし、その一つを行動管理用に登録してホテルに置いておけば、いくらでも外出できる。1時間くらい電話に出なくても、寝てたとか長風呂とか、いくらでも言い訳は可能だから』と話していた」

 そんなスタッフが競技本番では代表チームに合流するのだから、バブル崩壊も時間の問題だ。

■関連キーワード

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    侍ジャパンに日韓戦への出場辞退相次ぐワケ…「今後さらに増える」の見立てまで

  2. 2

    大谷翔平は米国人から嫌われている?メディアに続き選手間投票でもMVP落選の謎解き

  3. 3

    “新コメ大臣”鈴木憲和農相が早くも大炎上! 37万トン減産決定で生産者と消費者の分断加速

  4. 4

    侍J井端監督が仕掛ける巨人・岡本和真への「恩の取り立て」…メジャー組でも“代表選出”の深謀遠慮

  5. 5

    阪神の日本シリーズ敗退は藤川監督の“自滅”だった…自軍にまで「情報隠し」で選手負担激増の本末転倒

  1. 6

    新米売れず、ささやかれる年末の米価暴落…コメ卸最大手トップが異例言及の波紋

  2. 7

    藤川阪神で加速する恐怖政治…2コーチの退団、異動は“ケンカ別れ”だった

  3. 8

    矢地祐介との破局報道から1年超…川口春奈「お誘いもない」プライベートに「庶民と変わらない」と共感殺到

  4. 9

    渡邊渚“逆ギレ”から見え隠れするフジ退社1年後の正念場…現状では「一発屋」と同じ末路も

  5. 10

    巨人FA捕手・甲斐拓也の“存在価値”はますます減少…同僚岸田が侍J選出でジリ貧状態