【競泳】大橋悠依が2冠達成!日本女子初の快挙を生んだ独特の「距離感覚」

公開日: 更新日:

 レース前には極度の緊張から不安に襲われるなど、神経質な性格だが、鋭敏な感覚の持ち主。本人によれば、特に距離感を掴むのに長けているという。

 競泳でタイムロスを防ぐには素早いターンが重要になる。効率のいい方向転換をするには泳ぎのペースとタッチのタイミングが重要になるが、長水路(50メートル)であれば35メートル付近で、左右どちらの手でタッチするか瞬時に予測できると言い、「寸前でタッチ(のタイミング)が合わないと気が付くよりも、早めに分かればストロークで調節できるので、これは自分の強みだと思う」と自己分析している。

 泳ぎの際の浮き沈みも把握しており、2センチ沈んだだけでも気付くという。

 わずか数センチでも察知できる距離感覚の鋭さが快挙につながった。

■関連キーワード

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    巨人がソフトB自由契約・有原航平に「3年20億円規模」の破格条件を準備 満を持しての交渉乗り出しへ

  2. 2

    巨人が李承燁コーチ就任を発表も…OBが「チグハグ」とクビを傾げるFA松本剛獲得の矛盾

  3. 3

    NHK朝ドラ「ばけばけ」が途中から人気上昇のナゾ 暗く重く地味なストーリーなのに…

  4. 4

    日吉マムシダニに轟いた錦織圭への歓声とタメ息…日本テニス協会はこれを新たな出発点にしてほしい

  5. 5

    巨人正捕手は岸田を筆頭に、甲斐と山瀬が争う構図…ほぼ“出番消失”小林誠司&大城卓三の末路

  1. 6

    「おこめ券」でJAはボロ儲け? 国民から「いらない!」とブーイングでも鈴木農相が執着するワケ

  2. 7

    SBI新生銀が「貯金量107兆円」のJAグループマネーにリーチ…農林中金と資本提携し再上場へ

  3. 8

    阿部巨人に大激震! 24歳の次世代正捕手候補がトレード直訴の波紋「若い時間がムダになっちゃう」と吐露

  4. 9

    ドジャース首脳陣がシビアに評価する「大谷翔平の限界」…WBCから投打フル回転だと“ガス欠”確実

  5. 10

    「ばけばけ」苦戦は佐藤浩市の息子で3世俳優・寛一郎のパンチ力不足が一因