【バスケ女子】快挙! 史上初4強入りに導いたトムHCの日本語力と怒鳴り方

公開日: 更新日:

 女子バスケットボールが歴史的偉業である。準々決勝で格上のベルギーを下し、史上初の4強入りを果たした。

 前回リオ大会では8強どまりだった日本をベスト4に導いたのが米国出身のトム・ホーバス・ヘッドコーチ(HC=54)。NBAでもプレー経験があるホーバス氏は、日本人を夫人に持ち、日本語が堪能だ。練習や試合中の選手への指示は全て流暢な日本語で行う。気の抜けたプレーやミスには厳しく、叱り飛ばす時でも英語でまくしたてるのではなく、あえて日本語で怒鳴る。選手が理解しやすい日本語を使うことで、反省や自覚を促す狙いからだろう。

【写真】この記事の関連写真を見る(11枚)

 2017年に女子代表HCに就任し、特に機動力を重視するチーム方針は選手の間からも好評。多くの選手が「トムは目指す方向が明確で指示もわかりやすい」と口を揃える。HCの日本語力も女子バスケ躍進につながった――。

■関連キーワード

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    清原和博氏が巨人主催イベントに出演決定も…盟友・桑田真澄は球団と冷戦突入で「KK復活」は幻に

  2. 2

    安青錦の大関昇進めぐり「賛成」「反対」真っ二つ…苦手の横綱・大の里に善戦したと思いきや

  3. 3

    99年シーズン途中で極度の不振…典型的ゴマすりコーチとの闘争

  4. 4

    実は失言じゃなかった? 「おじいさんにトドメ」発言のtimelesz篠塚大輝に集まった意外な賛辞

  5. 5

    日銀を脅し、税調を仕切り…タガが外れた経済対策21兆円は「ただのバラマキ」

  1. 6

    巨人今オフ大補強の本命はソフトB有原航平 オーナー「先発、外野手、クリーンアップ打てる外野手」発言の裏で虎視眈々

  2. 7

    阿部巨人に大激震! 24歳の次世代正捕手候補がトレード直訴の波紋「若い時間がムダになっちゃう」と吐露

  3. 8

    林芳正総務相「政治とカネ」問題で狭まる包囲網…地方議員複数が名前出しコメントの大ダメージ

  4. 9

    国分太一が「世界くらべてみたら」の収録現場で見せていた“暴君ぶり”と“セクハラ発言”の闇

  5. 10

    角界が懸念する史上初の「大関ゼロ危機」…安青錦の昇進にはかえって追い風に?