西武・中村が22本目グランドスラムで球界記録更新!「満塁男」の秘密は力まないスイング

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 ピンポン球をはじき返すように、軽々と打球をスタンドに運んだ。

 22日、西武中村剛也(38)がバットで魅せた。初回、オリックス山崎福の初球をスイングすると、打球は京セラドーム大阪の左中間スタンドに一直線。自身が持つ球界最多記録を更新する通算22本目のグランドスラムとなった。

 中村はその後も、単打、二塁打でサイクルヒットにリーチをかけるも、4打席目は一飛。三塁打とはならなかったものの、4打数3安打5打点の活躍で、首位・オリックスを沈めた。

 ヒーローインタビューではいつも通り淡々としたコメント。満塁弾の記録更新も、そう問われると「更新しました」とそっけなかった。

 通算満塁弾記録のトップをひた走る中村。2位は868本塁打の世界記録を持つ王貞治(現ソフトバンク球団会長)の15本。中村は通算434本と王会長の半分だが、こと満塁弾に限れば1.5倍近い数を打っていることになる。

 ツイッターでは「満塁ホームラン」がトレンド入りし、SNS「満塁神」などと大騒ぎになった。

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