2030年冬季五輪招致に動く札幌市に聞いた「市民感情はついてくると思いますか?」

公開日: 更新日:

 噴飯した国民も大勢いたのではないか。

 東京五輪パラリンピックの全日程終了から一夜明けた6日午前、大会組織委員会の橋本聖子会長(56)が都内で総括会見を行った。

 その中で、現在、2030年冬季五輪の招致活動をする北海道札幌市について、「もしまた組織委員会会長の依頼があれば、ぜひ受けさせていただきたい」と意気込んだのだ。

 東京五輪は贈賄疑惑の絡む招致活動に始まり、開催直前までひっきりなしに問題点が露見した。膨れ上がる予算や経費、期間中のコロナの感染爆発……それらをひとつひとつ挙げるとキリがない。

 ここへきて負の象徴ともいえる橋本会長から“秋波”を送られた札幌市スポーツ局招致推進部の担当者を直撃した。

 ◇  ◇  ◇

 ――橋本会長の発言をどのように受け止めましたか。

「まだ招致が決まっていないので、我々はコメントするタイミングではないかなと思います」

■関連キーワード

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    横浜とのFA交渉で引っ掛かった森祇晶監督の冷淡 落合博満さんは非通知着信で「探り」を入れてきた

  2. 2

    複雑なコードとリズムを世に広めた編曲 松任谷正隆の偉業

  3. 3

    中学受験で慶応普通部に進んだ石坂浩二も圧倒された「幼稚舎」組の生意気さ 大学時代に石井ふく子の目にとまる

  4. 4

    ドジャース内野手ベッツのWBC不参加は大谷翔平、佐々木朗希、山本由伸のレギュラーシーズンに追い風

  5. 5

    「年賀状じまい」宣言は失礼になる? SNS《正月早々、気分が悪い》の心理と伝え方の正解

  1. 6

    国宝級イケメンの松村北斗は転校した堀越高校から亜細亜大に進学 仕事と学業の両立をしっかり

  2. 7

    放送100年特集ドラマ「火星の女王」(NHK)はNetflixの向こうを貼るとんでもないSFドラマ

  3. 8

    維新のちょろまかし「国保逃れ」疑惑が早くも炎上急拡大! 地方議会でも糾弾や追及の動き

  4. 9

    出家否定も 新木優子「幸福の科学」カミングアウトの波紋

  5. 10

    【京都府立鴨沂高校】という沢田研二の出身校の歩き方