新庄監督を支える林ヘッドは元アマスカウト 日本ハムが名参謀タイプを置かない理由

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 その派手な言動が連日メディアを賑わせている日本ハムの新庄監督(49)。ヘッドコーチには実務派というか、名参謀タイプを置くのかと思ったら日本ハムの林孝哉アマチュアスカウト(48)だった。新庄監督の強い推薦だという。日本ハムOBの話。

「ダイエー(現ソフトバンク)、日本ハム、ロッテの3球団でプレーしたが、現役時代に目立った実績はない。ソフトバンクでは二軍内野守備・走塁コーチ、日本ハムでは14年から2年間、一軍打撃コーチをした経験がある。新庄監督との接点は現役だった04年の1年間だけですが、それ以外でもハワイのウインターリーグで同室だったイチロー(現マリナーズ会長付特別補佐兼インストラクター)や、ソフトバンクの小久保二軍監督と太いパイプがある。とにかくマジメというか、愚直なところが年上や同期の信頼を得ていると聞きました」

 もっとも、日本ハムはチーム編成はもちろんのこと、大まかな戦術や選手起用などもフロント主導とか。「なまじっか名参謀タイプや一家言ある人が首脳陣にいたんじゃ邪魔なだけ」とは前出のOBだ。

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