同級生が語る新庄剛志 「貪欲さと前向きさ」は高校時代もメジャー時代も変わらない

公開日: 更新日:

■「オレが一番下手だろうから、練習しなきゃいけない」

「実際、『プロの世界では打撃は通用しないかも』と漏らしていたのを覚えています。それはイメージトレーニングが影響しているのかもしれません。雨天で練習が早く終わると、テレビで巨人対阪神戦を見ながら桑田真澄選手の投球に合わせて素振りしていましたから(笑い)。でも、それで終わりじゃない。『オレが一番下手だろうから、練習しなきゃいけないんだ』と。のちにメジャーで4番を打って、『すごいな』と声を掛けたときも、同じセリフを言っていました。貪欲で、すごく前向きなんですよ」

 今も新庄と交流がある。

「コロナ前はときどき学校にも顔を出してくれて、野球部のために移動用のバスやTシャツをプレゼントしてくれました。ひとりのファンとして応援しています」

 と、来季の開幕を心待ちにしている。(この項おわり)

*この記事の関連【動画】もご覧いただけます。


■関連キーワード

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    秋季関東大会で横浜高と再戦浮上、27連勝を止めた「今春の1勝」は半年を経てどう作用するか

  2. 2

    「えげつないことも平気で…」“悪の帝国”ドジャースの驚愕すべき強さの秘密

  3. 3

    公明票消失で自民衆院「東京選挙区」が全滅危機…「萩生田だけは勘弁ならねぇ」の遺恨消えず

  4. 4

    星野監督時代は「陣形」が存在、いまでは考えられない乱闘の内幕

  5. 5

    「自維連立政権」爆誕へ吉村代表は前のめりも、早くも漂う崩壊の兆し…進次郎推しから“宗旨変え”

  1. 6

    ドジャース大谷翔平が直面する米国人の「差別的敵愾心」…米野球専門誌はMVPに選ばず

  2. 7

    国民民主党・玉木代表「維新連立入り」観測に焦りまくり…“男の嫉妬”が見苦しすぎる

  3. 8

    自民「聞いてないよォ」、国民・玉木氏「どうぞどうぞ」…首相指名の行方はダチョウ倶楽部のコント芸の様相

  4. 9

    号泣の渋野日向子に「スイングより、歩き方から見直せ!」スポーツサイエンスの第一人者が指摘

  5. 10

    「ガルベスと牛乳で仲直りしよう」…大豊泰昭さんの提案を断固拒否してそれっきり