DF冨安の目の前でC・ロナウドが圧巻2ゴール! アーセナルはマンUに逆転負け

公開日: 更新日:

 英プレミアのアーセナル所属の日本代表DF冨安健洋(23)が、マンチェスター・ユナイテッド戦(日本時間3日午前5時15分キックオフ)にスタメン出場。対戦相手のエースFWクリスティアーノ・ロナウド(36)と何度もマッチアップを繰り広げた。

 定位置の右SBで先発した冨安。序盤は相手左FWのサンチョと丁々発止。攻撃を食い止める場面の方が多かったが、前半14分にアーセナルが先制した後、右FWで先発したC・ロナウドが左サイドでプレーするシーンが多くなり、冨安と対峙する場面が増えていった。

 同18分、C・ロナウドがシュート体勢に入ると冨安が足を広げながらブロック。股間越しのシュートはアーセナルGKが確実にキャッチして事なきを得た。前半終了間際に冨安のサイドを崩されたアーセナルが、同点に追い付かれてしまった。 

 左サイドからサンチョがドリブル突破。冨安の<詰め>が甘く、決定的なパスを通されたことで同点ゴールを被弾した。

冨安の評価は及第点

 後半7分にC・ロナウドがゴールを決め、その2分後にアーセナルが同点に追い付くなど見せ場だらけの試合展開となったが、最後をキッチリと締めくくったのは千両役者のC・ロナウドだった。

 後半25分。PKのチャンス。仁王立ちから助走に入り、GKが左右のどちらかに体を投げ出すことを見越してゴールのど真ん中に蹴り込み、この度胸満点の強烈シュートが決勝点となった。

 今季開幕後にアーセナル入りした冨安は、英プレミアデビューから11試合連続のスタメン出場を果たし、ここまで高評価を受けてきた。この日も及第点の出来栄えだったが、スーパースターにしてやられた。

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    ドジャース佐々木朗希に向けられる“疑いの目”…逃げ癖ついたロッテ時代はチーム内で信頼されず

  2. 2

    ドジャース佐々木朗希の離脱は「オオカミ少年」の自業自得…ロッテ時代から繰り返した悪癖のツケ

  3. 3

    ドジャース佐々木朗希「今季構想外」特別待遇剥奪でアリゾナ送還へ…かばい続けてきたロバーツ監督まで首捻る

  4. 4

    中日・中田翔がいよいよ崖っぷち…西武から“問題児”佐藤龍世を素行リスク覚悟で獲得の波紋

  5. 5

    西武は“緩い”から強い? 相内3度目「対外試合禁止」の裏側

  1. 6

    「1食228円」に国民激怒!自民・森山幹事長が言い放った一律2万円バラマキの“トンデモ根拠”

  2. 7

    “貧弱”佐々木朗希は今季絶望まである…右肩痛は原因不明でお手上げ、引退に追い込まれるケースも

  3. 8

    辞意固めたか、国民民主党・玉木代表…山尾志桜里vs伊藤孝恵“女の戦い”にウンザリ?

  4. 9

    STARTO社の新社長に名前があがった「元フジテレビ専務」の評判…一方で「キムタク社長」待望論も

  5. 10

    注目集まる「キャスター」後の永野芽郁の俳優人生…テレビ局が起用しづらい「業界内の暗黙ルール」とは