巨人岡本が9000万円増3億円で更改…V逸でも大幅UPはメジャー行き「引き留め料」込み

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「はっきり明言はしていなくても、メジャー志向があります。これまでポスティングを認めていなかった球団も、2年前に山口、1年前に菅野と相次いで同システムを使ったメジャー移籍を認めたように、主力として貢献した選手には柔軟に認める方針に変化している。次に適用の議論になりそうなのが、主砲の岡本なのです。現行のルールでは国内FA権取得は8年、海外FA権を取るまでに9年かかります。あと3年ほど4番としてチームに貢献すれば実働7年。この辺りで球団に直訴する可能性があるとみられています」

■菅野引き留めの重要度が下がる

 この関係者が続ける。

巨人にとってこれまでは、エース菅野の流出が懸念材料だったが、2年連続で残留の道を選んだ。本人は『まだ諦めたわけじゃない』と言うが、32歳という年齢からみても、球団としての引き留めの重要度は下がっている。来オフ、もし『出たい』と言われても強く慰留しないかもしれない。これからは、数年後を見越した岡本の引き留めが最優先事項になりつつあります」

 V逸したにもかかわらず、1億円近い大幅アップを勝ち取った裏には、2年連続2冠に対するものだけではない「引き留め料」が含まれているともっぱらだ。

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