リバプール南野は交代出場も存在感ゼロ…先発&ゴールで森保J猛アピールの思惑も大外れ

公開日: 更新日:

 英プレミアリーグ2位のリバプールでプレーする日本代表MF南野拓実は、23日に行われたクリスタル・パレス戦のキックオフの笛を<定位置>のベンチで聞いた。主軸アタッカー陣のFWのサラー(エジプト)、マネ(セネガル)がアフリカ選手権出場で不在にもかかわらず、今季初先発を逃してしまったのだ。

 南野は今季公式戦17試合出場し6ゴールを挙げているが、カップ戦要員としてプレミアリーグは交代出場のみ。初先発を予想する現地メディアもあったが、出番が回ってきたのは後半15分。3トップの右に入ったが、ボールタッチの回数はわずかに6回。相手ゴール前で味方に出そうとした右足ヒールパスを失敗した瞬間に試合終了。

 試合はリバプールが3-1で逃げ切ったが、南野自身は存在感ゼロに終わった。

「南野の描いていた青写真は、クリスタル・パレス戦でリーグ戦初先発を果たし、あわせて今季7得点目を決めて意気揚々と24日夜に帰国。25日の練習から日本代表に合流して森保監督に猛アピールし、27日のW杯アジア最終予選・中国戦と2月1日のサウジアラビア戦でゴールを決め、森保ジャパンに南野あり! を印象付けるというものだった」(サッカー関係者)

 2020年12月に南野は、クリスタル・パレス相手にプレミアリーグ初ゴールを奪っている。相性の良い相手との一戦だったが、思惑外れに終わってしまった──。

■関連キーワード

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    やはり進次郎氏は「防衛相」不適格…レーダー照射めぐる中国との反論合戦に「プロ意識欠如」と識者バッサリ

  2. 2

    長嶋茂雄引退の丸1年後、「日本一有名な10文字」が湘南で誕生した

  3. 3

    契約最終年の阿部巨人に大重圧…至上命令のV奪回は「ミスターのために」、松井秀喜監督誕生が既成事実化

  4. 4

    これぞ維新クオリティー!「定数削減法案」絶望的で党は“錯乱状態”…チンピラ度も増し増し

  5. 5

    ドジャースが村上宗隆獲得へ前のめりか? 大谷翔平が「日本人選手が増えるかも」と意味深発言

  1. 6

    「日中戦争」5割弱が賛成 共同通信世論調査に心底、仰天…タガが外れた国の命運

  2. 7

    レーダー照射問題で中国メディアが公開した音声データ「事前に海自に訓練通知」に広がる波紋

  3. 8

    岡山天音「ひらやすみ」ロス続出!もう1人の人気者《樹木希林さん最後の愛弟子》も大ブレーク

  4. 9

    松岡昌宏も日テレに"反撃"…すでに元TOKIO不在の『ザ!鉄腕!DASH!!』がそれでも番組を打ち切れなかった事情

  5. 10

    巨人が現役ドラフトで獲得「剛腕左腕」松浦慶斗の強みと弱み…他球団編成担当は「魔改造次第」