巨人「新55」ゴジラ松井の後継者・秋広優人 一軍定着の条件は大物FA組への引導渡し

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 外野を守る以上、秋広が越えなければならない壁がある。中堅のレギュラー丸佳浩(32)である。

「センターの練習をしているということは、丸の後釜候補ということ。丸は5年契約4年目だが、昨季は不振での二軍落ちもあって打率.265(23本塁打、55打点)。2017、18年に2年連続MVPを取った頃と比べて衰えを指摘する声もある。背中は見えています」

 もしくは、今季復帰予定の梶谷隆幸(33)もターゲットになる。

「梶谷はDeNA時代の20年に打率リーグ2位の実力者だけど、移籍1年目の昨季は故障で離脱を繰り返した。今はヘルニアの手術明けでリハビリ中。外野の1枠には助っ人が入るだろうから、秋広は2人のどちらかを追い抜けば、試合に出られる可能性が広がります」

 原監督も「同じ実力なら若手を使う」と明言しており、山口オーナーの後押しもある。今が大物FA組に引導を渡すチャンスである。

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