日本ハム清宮&万波スタメン外れ完封負け…改めて分かった“長距離砲”2人の存在感

公開日: 更新日:

 日本ハムがホームの札幌ドームでは7試合ぶりの黒星を喫した。

 22日の西武戦前、新庄剛志監督(50)は自身のSNSで試合前の様子をライブ配信。選手と挨拶を交わしながら、「今日のスタメンの高浜君です」「コウちゃん(清宮)、今日はお休みです」と発表前に告知して視聴者を沸かせた。

 清宮幸太郎(22)といえば、このところ万波中正(22)、野村佑希(21)とともに中軸に固定されていたが、ライブの告知通り万波とともにベンチスタート。2人は九回に代打で出場しただけだった。

 結果は6日以来の完封負け。たった3安打と打線が沈黙し、四球すら選べなかった。「今日は(西武の先発)エンス君が良いピッチングをしたね。交流戦はまた新鮮な気持ちで楽しむ!!」とは、球団広報を通じて発表された新庄監督のコメントだ。

 前出の3人が3番、4番、5番のクリーンアップで先発した8試合中、チームは6勝。完封負けの要因は打線の変更にあるとみる向きも多い。球団OBはこう語る。

「打線にホームランバッターがいるのといないのでは、相手投手に与えるプレッシャーはまったく違う。『清宮まで回したくないから、ここで打ち取ろう』などと、打線にいるだけで神経や体力を消耗させることができる。清宮も万波もまだまだ成長途上ですが、2人の存在はチームにとって大きい」

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    ドジャース大谷翔平32歳「今がピーク説」の不穏…来季以降は一気に下降線をたどる可能性も

  2. 2

    高市政権の物価高対策はもう“手遅れ”…日銀「12月利上げ」でも円安・インフレ抑制は望み薄

  3. 3

    元日本代表主将DF吉田麻也に来季J1復帰の長崎移籍説!出場機会確保で2026年W杯参戦の青写真

  4. 4

    NHK朝ドラ「ばけばけ」が途中から人気上昇のナゾ 暗く重く地味なストーリーなのに…

  5. 5

    京浜急行電鉄×京成電鉄 空港と都心を結ぶ鉄道会社を比較

  1. 6

    ドジャース佐々木朗希の心の瑕疵…大谷翔平が警鐘「安全に、安全にいってたら伸びるものも伸びない」

  2. 7

    【時の過ぎゆくままに】がレコ大歌唱賞に選ばれなかった沢田研二の心境

  3. 8

    「おまえもついて来い」星野監督は左手首骨折の俺を日本シリーズに同行させてくれた

  4. 9

    ドジャース首脳陣がシビアに評価する「大谷翔平の限界」…WBCから投打フル回転だと“ガス欠”確実

  5. 10

    巨人が李承燁コーチ就任を発表も…OBが「チグハグ」とクビを傾げるFA松本剛獲得の矛盾