大谷翔平に必要な“働き方改革”「疲労回復の手立てをしない限り復調しない」と評論家

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 だが、レギュラーシーズン前半で課題が発覚したのはむしろ収穫だろう。次回登板に向けてチーム総出で大谷のフォームの確認作業に努めるはずだが、それより何より今の二刀流に必要なのは働き方改革だ。ここまで出場試合数(51)はア・リーグ3位タイ、打席数(219)は同7位タイと、フル稼働しているからだ。(3日現在)。

 大リーグ中継で解説を務める評論家の三井浩二氏がこう言う。

「きょうの投球を見る限り、明らかに直球、変化球ともキレがない上に、高めに集まっていた。開幕からの疲労がピークに達しているのでしょう。下半身の粘りが利かないため、制球が定まらなかったのではないか。大谷は投打の主力なだけに、大ケガすれば取り返しがつかない。登板した翌日は休養するなど、疲労回復のための手だてをしない限り、チームともども長引く不調から抜け出せないと思います」

 その大谷は4日のフィリーズ戦に「2番・DH」で出場、3打数無安打1四球。打率はこれで.240。チームも10―0と完敗し、6年ぶりの9連敗となってしまった。

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