エンゼルスが名将マドン監督の解任! 三塁ベースコーチのネビン氏が代行務める

公開日: 更新日:

 低迷打開に向けて球団が重い腰を上げた。

 1988年の同一シーズンの球団ワースト記録に並ぶ12連敗から一夜明けた8日、エンゼルスはジョー・マドン監督(68)の解任を発表。代行監督として三塁ベースコーチを務めているフィル・ネビン氏(51)が指揮を執る。

 マドン氏はメジャーのお荷物球団だったレイズを強豪に押し上げ、2016年にはカブスを108年ぶりの世界一に導いた。最優秀監督賞を3度受賞した名将として知られる。20年からエンゼルスを指揮し、昨季は大谷のア・リーグMVP受賞を後押しした。

 シーズン途中での指揮官の交代は大谷の起用法にも影響しそうだが、この日の試合前に会見したペリー・ミナシアンGMは「今まで通りで変更はない」と断言。「彼(大谷)は誰よりも一生懸命に努力し、自分自身に高い期待を課している」と改めて大谷の姿勢を評価した。

 球団から指揮官の解任を伝えられた大谷も練習前、報道陣に対応し「全てが監督のせいでは、もちろんない。自分も調子が上がらない申し訳なさというのは、もちろんある。お世話になりましたし、本当に感謝の気持ちはあります」と話した。

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • 野球のアクセスランキング

  1. 1

    阪神・梅野がFA流出危機!チーム内外で波紋呼ぶ起用法…優勝M点灯も“蟻の一穴”になりかねないモチベーション低下

  2. 2

    俺が監督になったら茶髪とヒゲを「禁止」したい根拠…立浪和義のやり方には思うところもある

  3. 3

    梅野隆太郎は崖っぷち…阪神顧問・岡田彰布氏が指摘した「坂本誠志郎で捕手一本化」の裏側

  4. 4

    阪神に「ポスティングで戦力外」の好循環…藤浪晋太郎&青柳晃洋が他球団流出も波風立たず

  5. 5

    巨人・戸郷翔征は「新妻」が不振の原因だった? FA加入の甲斐拓也と“別れて”から2連勝

  1. 6

    落合博満さんと初キャンプでまさかの相部屋、すこぶる憂鬱だった1カ月間の一部始終

  2. 7

    巨人・阿部監督に心境の変化「岡本和真とまた来季」…主砲のメジャー挑戦可否がチーム内外で注目集める

  3. 8

    時効だから言うが…巨人は俺への「必ず1、2位で指名する」の“確約”を反故にした

  4. 9

    巨人エース戸郷翔征の不振を招いた“真犯人”の実名…評論家のOB元投手コーチがバッサリ

  5. 10

    “死球の恐怖”藤浪晋太郎のDeNA入りにセ5球団が戦々恐々…「打者にストレス。パに行ってほしかった」

もっと見る

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    阪神・梅野がFA流出危機!チーム内外で波紋呼ぶ起用法…優勝M点灯も“蟻の一穴”になりかねないモチベーション低下

  2. 2

    梅野隆太郎は崖っぷち…阪神顧問・岡田彰布氏が指摘した「坂本誠志郎で捕手一本化」の裏側

  3. 3

    「高市早苗首相」誕生睨み復権狙い…旧安倍派幹部“オレがオレが”の露出増で主導権争いの醜悪

  4. 4

    巨人・戸郷翔征は「新妻」が不振の原因だった? FA加入の甲斐拓也と“別れて”から2連勝

  5. 5

    国民民主党「選挙違反疑惑」女性議員“首切り”カウントダウン…玉木代表ようやく「厳正処分」言及

  1. 6

    時効だから言うが…巨人は俺への「必ず1、2位で指名する」の“確約”を反故にした

  2. 7

    パナソニックHDが1万人削減へ…営業利益18%増4265億円の黒字でもリストラ急ぐ理由

  3. 8

    ドジャース大谷翔平が3年連続本塁打王と引き換えに更新しそうな「自己ワースト記録」

  4. 9

    デマと誹謗中傷で混乱続く兵庫県政…記者が斎藤元彦県知事に「職員、県議が萎縮」と異例の訴え

  5. 10

    阪神に「ポスティングで戦力外」の好循環…藤浪晋太郎&青柳晃洋が他球団流出も波風立たず