中村剛也におんぶに抱っこは限界…西武次期監督が払わされる“おかわりくん優先”のツケ

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 ベテランにおんぶに抱っこも限界だろう。

 西武中村剛也(38)が「3番・三塁」で出場した5日のヤクルト戦で途中交代。三回に空振り三振すると、松井稼頭央ヘッドコーチが近寄り、何やら話しながらベンチに下がった。直後のイニング交代で三塁が中村から呉へと変更された。

■右手親指関節痛で5日途中交代

 幸いにも軽傷。辻監督は試合後、「右手の親指関節を痛めただけ」と説明したが、なにせ38歳。100キロ以上の体重も若い時分ならまだしも、現在は故障の要因のひとつにもなっている。

 西武OBが言う。

「2012年に手術した左ヒザがバクダンになっている。それに伴い、体重と加齢もあって腰痛に悩まされることも増えた。当然、調整にも影響を与えている。もっか打率.190、4本塁打、13打点と不振にあえいでいるのも、年齢や体のことを考えれば不思議ではない。問題はそんな中村をいまだ『三塁のレギュラー』として重宝している首脳陣ですよ。三塁はとにかく中村優先。呉念庭や山田遥楓が三塁を守るのは、中村がDH出場した時や状態に不安がある時のみ。それもいつまでも続くわけではないし、中村にこだわり続ければ他の選手の成長も遅れかねない」

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