大谷は“二刀流”上向きもエ軍は…PS進出消滅なら「2ケタ勝利と2ケタHR」にはむしろ追い風

公開日: 更新日:

 プレーオフ進出の可能性が消えれば、勝敗以前に大谷のコンディションを最優先にした起用法になるからだ。これまで二刀流の起用法は大谷の意思を尊重したマドン前監督が決定権を握っていたが、解任後は球団主導に変更。複数の米メディアによれば、ネビン監督代行はマドン氏以上に選手とのコミュニケーションを重視し、大谷とは連日、面談を実施して顔色などから健康状態に目を光らせている。

■ポストシーズン進出と引き換えに……

 すでに今春のキャンプで、非公式ながら大谷サイドに年俸58億円超の大型の条件提示を行ったことから、エ軍にとって大谷のフィジカルは最大の関心事。登板間隔(今季は主に中6日)を空けたり、打者としても定期的に休養を与えて万全の状態で臨ませることになる。

 大谷にとってはストレスがたまりそうだが、ポストシーズン進出と引き換えにルース以来の「2ケタ勝利と2ケタ本塁打」は視界良好になるということか。

■関連キーワード

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    ドジャース大谷翔平32歳「今がピーク説」の不穏…来季以降は一気に下降線をたどる可能性も

  2. 2

    高市政権の物価高対策はもう“手遅れ”…日銀「12月利上げ」でも円安・インフレ抑制は望み薄

  3. 3

    元日本代表主将DF吉田麻也に来季J1復帰の長崎移籍説!出場機会確保で2026年W杯参戦の青写真

  4. 4

    NHK朝ドラ「ばけばけ」が途中から人気上昇のナゾ 暗く重く地味なストーリーなのに…

  5. 5

    京浜急行電鉄×京成電鉄 空港と都心を結ぶ鉄道会社を比較

  1. 6

    ドジャース佐々木朗希の心の瑕疵…大谷翔平が警鐘「安全に、安全にいってたら伸びるものも伸びない」

  2. 7

    【時の過ぎゆくままに】がレコ大歌唱賞に選ばれなかった沢田研二の心境

  3. 8

    「おまえもついて来い」星野監督は左手首骨折の俺を日本シリーズに同行させてくれた

  4. 9

    ドジャース首脳陣がシビアに評価する「大谷翔平の限界」…WBCから投打フル回転だと“ガス欠”確実

  5. 10

    巨人が李承燁コーチ就任を発表も…OBが「チグハグ」とクビを傾げるFA松本剛獲得の矛盾