大谷は球宴登板せず「1番・DH」打者専念 過熱する移籍騒動に「自分でも分からない」と吐露

公開日: 更新日:

 二刀流が日本時間19日、オールスター恒例の前日会見に臨んだ。

 今回は登板を見送られ、「1番・DH」で打者に専念する。ナ・リーグ先発はサイ・ヤング賞3度の左腕カーショー。過去8打数無安打3三振と苦手にする左腕との対戦にも「ホームランを狙ってしっかりスイングしたい」と攻略に意欲を見せた。

 ここにきて、米メディアの間ではトレードに関する報道が過熱気味だ。今年のキャンプ終盤には球団と代理人が契約延長交渉を行い、メッツ・シャーザーの年平均4330万ドル(約59億4000万円)を超える史上最高額のオファーを受けたことが明らかに。チームの低迷が続き、ポストシーズン進出も絶望的な状況となっただけに、8月3日のトレード期限までに放出もささやかれ始めている。自身の去就について現地の記者から聞かれた大谷は「今後、どうなるかは正直、自分でも分からない」とし、「僕の気持ちというより、球団がどうするかによるので。(自分で)左右できないことに対して、どうしようというのは特にないので。自分ができることをやりたいなと思います」と話すにとどめた。

■関連キーワード

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    巨人が李承燁コーチ就任を発表も…OBが「チグハグ」とクビを傾げるFA松本剛獲得の矛盾

  2. 2

    マエケンは「田中将大を反面教師に」…巨人とヤクルトを蹴って楽天入りの深層

  3. 3

    ドジャース首脳陣がシビアに評価する「大谷翔平の限界」…WBCから投打フル回転だと“ガス欠”確実

  4. 4

    SBI新生銀が「貯金量107兆円」のJAグループマネーにリーチ…農林中金と資本提携し再上場へ

  5. 5

    阿部巨人に大激震! 24歳の次世代正捕手候補がトレード直訴の波紋「若い時間がムダになっちゃう」と吐露

  1. 6

    陰謀論もここまで? 美智子上皇后様をめぐりXで怪しい主張相次ぐ

  2. 7

    白木彩奈は“あの頃のガッキー”にも通じる輝きを放つ

  3. 8

    渋野日向子の今季米ツアー獲得賞金「約6933万円」の衝撃…23試合でトップ10入りたった1回

  4. 9

    12.2保険証全面切り替えで「いったん10割負担」が激増! 血税溶かすマイナトラブル“無間地獄”の愚

  5. 10

    日本相撲協会・八角理事長に聞く 貴景勝はなぜ横綱になれない? 貴乃花の元弟子だから?