現役ドラフト今オフ実施ほぼ確実 目玉は日本ハム「トライアウト不合格組」

公開日: 更新日:

「今年始められるのは間違いないと思います」

 プロ野球選手会の森事務局長が、現役ドラフトについてこう話した。

 3日にNPBと選手会の事務折衝が行われ、現役ドラフトについて双方が確認。12月2日の保留選手名簿公示以降に、行われることがほぼ確実となった。

 移籍を活発化させ、選手の出場機会を増やすことが現役ドラフトの目的。「各球団2人以上をドラフト候補選手として選出し、最低1人は獲得」を基本路線とし、対象とする選手の選出方法など細部は引き続き検討していくという。

 メジャーにはすでに似たような「ルール5ドラフト」があるが、プロ野球では今回が初導入。やり様によっては、不要選手の交換で終わる可能性もある。

 ただ、いずれにせよ日本ハムが草刈り場になるのは確実ではないか。

 新庄監督は就任1年目の今季を「トライアウトの年」と位置づけ、年齢や実績に関係なく様々な選手を起用。すでにその“見極め”も済んだようで、7月中旬には「今後はメンバーを固定していく」と話していた。

■関連キーワード

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    立花孝志容疑者を"担ぎ出した"とやり玉に…中田敦彦、ホリエモン、太田光のスタンスと逃げ腰に批判殺到

  2. 2

    阪神・佐藤輝明にライバル球団は戦々恐々…甲子園でのGG初受賞にこれだけの価値

  3. 3

    FNS歌謡祭“アイドルフェス化”の是非…FRUITS ZIPPER、CANDY TUNE登場も「特別感」はナゼなくなった?

  4. 4

    阪神異例人事「和田元監督がヘッド就任」の舞台裏…藤川監督はコーチ陣に不満を募らせていた

  5. 5

    新米売れず、ささやかれる年末の米価暴落…コメ卸最大手トップが異例言及の波紋

  1. 6

    兵庫県・斎藤元彦知事らを待ち受ける検察審の壁…嫌疑不十分で不起訴も「一件落着」にはまだ早い

  2. 7

    カズレーザーは埼玉県立熊谷高校、二階堂ふみは都立八潮高校からそれぞれ同志社と慶応に進学

  3. 8

    日本の刑事裁判では被告人の尊厳が守られていない

  4. 9

    1試合で「勝利」と「セーブ」を同時達成 プロ野球でたった1度きり、永遠に破られない怪記録

  5. 10

    加速する「黒字リストラ」…早期・希望退職6年ぶり高水準、人手不足でも関係なし