エンゼルス大谷は苦戦必至 オールドスクール好む“世界一3度の名将”がライバル球団監督に就任

公開日: 更新日:

積極的かつ緻密な走塁で得点力向上を図る

 レ軍は機動力のある野手が揃い、今季のチーム盗塁数128個はメジャートップ。それでも、新監督が立て直しを明かしたのは、より積極的かつ緻密な走塁で得点力向上を図る狙いからだ。

 今季の大谷はレ軍戦に3試合、計15回3分の2に登板して許した盗塁は0ながら、0勝2敗、防御率5.74。今季、正捕手に定着したメジャー3年目のハイムに8打数6安打の打率.750、1本塁打、7打点とカモにされたこともあり、同地区の4球団の中では最も相性が悪かった。

 レ軍の主力野手は来季、残留する見込み。来季から交流戦はナの全球団とのカードが組まれ、同地区の対戦が減るとはいえ、エンゼルスの対レ軍戦は13試合。苦手とする打者が揃っているうえに、ボウチー新監督の方針によって機動力が増したレ軍打線に、投手大谷は今季以上に苦戦しかねない。

■関連キーワード

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    2度不倫の山本モナ 年商40億円社長と結婚&引退の次は…

  2. 2

    日本ハムFA松本剛の「巨人入り」に2つの重圧…来季V逸なら“戦犯”リスクまで背負うことに

  3. 3

    FNS歌謡祭“アイドルフェス化”の是非…FRUITS ZIPPER、CANDY TUNE登場も「特別感」はナゼなくなった?

  4. 4

    「ばけばけ」好演で株を上げた北川景子と“結婚”で失速気味の「ブギウギ」趣里の明暗クッキリ

  5. 5

    「存立危機事態」めぐり「台湾有事」に言及で日中対立激化…引くに引けない高市首相の自業自得

  1. 6

    阪神異例人事「和田元監督がヘッド就任」の舞台裏…藤川監督はコーチ陣に不満を募らせていた

  2. 7

    (2)「アルコールより危険な飲み物」とは…日本人の30%が脂肪肝

  3. 8

    西武・今井達也「今オフは何が何でもメジャーへ」…シーズン中からダダ洩れていた本音

  4. 9

    阪神・佐藤輝明にライバル球団は戦々恐々…甲子園でのGG初受賞にこれだけの価値

  5. 10

    高市政権の物価高対策はパクリばかりで“オリジナル”ゼロ…今さら「デフレ脱却宣言目指す」のア然