楽天ドラ1荘司康誠を「パワプロ」でその気にさせた 航空サービス会社社長の父親の願い

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 荘司は小学2年生で地元の少年野球チーム、青山あらなみに入団。当時から大柄だった体格を生かしてエースで4番を打っていたが、中学時代に所属した新潟西シニアでは成長痛なども重なり、ほとんど試合に出ることがなかった。

 3年夏に日本選手権(8強)に出場したとはいえ、投手ではなく、控えの外野手としてだった。新潟西シニアの青山准監督が言う。

「背は高かったけど、ケガが多くてね。腰にコルセットを巻きながらやっていた時期もありました。野球強豪校からのスカウトは来ず、進学校の明訓には一般受験で入ったと記憶しています。当時は野球を続けるかどうか悩んでいたんですよ。指導者をしていると、『この子はプロに行くだろうな』なんて思ったりしますが、荘司は……。高校で体ができてきたら、夏の県大会で1、2勝するくらいの投手にはなるんじゃないかなと(笑)」

 荘司の才能は後に開花するが、見守り続けてきた聡さんもサラリーマンとして一つのゴールにたどり着いた。新潟交通で所属していた「航空部」が04年に子会社化され、新潟航空サービスが設立。同社に出向した聡さんは当初、国際便のチェックイン係をするなど現場の最前線に立っていたが、徐々にマネジメントを任されるようになり、16年に代表取締役社長に就任した。

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